家族がつながる、自立を促す…「子育てライフ」が充実する間取りとは
も子どもが生まれたことを機に、マイホーム購入を検討するケースは多いと思います。今回は、これから子育てをはじめる方も、子育て真っただ中の方も参考になる子育てを楽しむための間取りを宮城県仙台市の(株)杜設計代表・一級建築士の山本浩平さんに教えていただきました。
子育てのよくあるお悩みから考える「4つのポイント」
子供の遊び場がない、収納が少なくておもちゃが散乱…などなど、まずは今の家で困っていること、こうだったらいいなという希望をまとめてみましょう。宮城での子育てに限らず、家づくりを進める際に、とても大事なことです。今回は4つのお悩みをピックアップしてご紹介します。
- 小さな子が安心して遊べるスペースがほしい
- 親から見える場所にスタディスペースがほしい
- 子供の物が散乱して片付かない
- 外遊びが好きで、玄関も室内も泥んこに…
キッチンから見える場所に「安心して遊べるキッズスペース」を
料理や片付けをしながらでも見えるキッチン近くのキッズスペースなら、遊ぶ姿を見守れて安心です。「細々したおもちゃが散らかってしまう」という声も多いので、収納スペースは大きめに確保し、子供が片付けしやすく工夫しましょう。柔らかな雰囲気を演出するタタミコーナーにするもの使い勝手がよく、将来は勉強スペースや両親が宿泊するゲストルームとしても活躍します。
家族の会話が増えるスタディスペースは「目線」も気を配って
家庭学習がはかどる、親子の会話が増える…様々なメリットから、リビングで勉強する家庭が増えています。LDにカウンターなどスタディスペースを設ける実例が多いですが、ぜひ「目線」にも気を付けて欲しいと思います。。家族が集える広い空間を設けても、みんなが背中を向けるようでは寂しいですよね。向かい合ったり、同じ方向を向いたりできるよう、配置を考えてみましょう。
子供の生活動線を考え、収納場所は計画的に!
小学生になると、学校から帰宅してからやることが一気に増えます。ランドセルや上着をポイっとソファーに投げていては、なかなか片付かずママもイライラ…。ぜひ帰宅後の動線や子供専用の収納場所を計画的に考えましょう。おすすめは玄関付近、またはリビングやスタディスペースの近くにランドセル置場を設けること。学用品や習い事バッグなどもひとつにまとめることができれば、翌日の準備も一か所で済み、子供の自立も促せます。
泥んこになっても大丈夫!玄関先の一工夫でママもにっこり!
外遊びが大好きな子や、野球やサッカーなど泥んこになるスポーツをやっている子がいるなら、玄関付近に服を脱げる土間やシューズクローク、さらに洗面所とは別に土を落とせるシンクがあると大変便利です。泥んこになって帰ってきても、お部屋に入る前に落としたり着替えたりできると、家事負担も軽くなりますよ。
まとめ
山本さん、ありがとうございました。「どんな子育てがしたいか」をじっくり考えて快適な子育てライフを送れる住まいを叶えてほしいと思います。
宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ
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