建築家直伝!「ペットと暮らす家づくり」

ペットライフを楽しむためのアイディア

家族にたくさんの癒しや幸福感を与えてくれるペット。家族の一員として動物と一緒に暮らしを楽しむ方が宮城県・仙台市でも増えています。せっかく新築をするのでしたら、人も動物も快適に過ごせる住まいづくりを考えてみてはいかがでしょうか?

快適なペットライフのための、家づくりのアイディアや、相談のポイント、そして成功例について宮城県仙台市の(株)杜設計代表・一級建築士の山本浩平さんにお話をうかがいしました。

ペットライフを楽しむポイントは

①今の悩みをピックアップしよう

すでにペットを飼っていれば、まずは現状の住まいのお困りごとを考えてみましょう。ペットが普段どこで寛いでいるかという「居場所」から、ペット専用の「収納スペース」、さらに「素材」などについてもじっくり相談していきましょう。

②絶対おすすめ「ペット専用収納」

フードやおやつ、トイレ用品やお散歩の道具など、ペット関連のものは意外と多いです。置き場所に困ったり、収納場所が溢れて困っているという声も多いです。物の種類や配置、置きたいものがぴったり入るよう寸法も考えましょう。

意外と多い「ペット用品」。使いやすい場所と大きさを考えて設置しましょう

③ペットの居場所を考えよう

犬ならゲージやお散歩後に足を洗える外の足洗い場、猫ならキャットウォークや高い場所に棚を設置することも喜ばれています。また、トイレの場所も重要なポイントです。ペットが使いやすい場所でありながら、臭いがこもらず、生活空間にも広がらず、さらに掃除のしやすさもポイント。近くに猫砂やペットシートなどを収納できるスペースがあると便利です。

臭いがこもらない場所、お掃除しやすい位置もポイントです

④ペット専用の「建材」も注目

犬猫の場合、ペットの足腰に負担がかかりにくい滑りにくい床材がおすすめです。またペットの性格まで聞き取りし、活発な子か、おとなしい子なのか、あとは噛み癖がある場合は木を噛んでしまうから他の素材を提案します。またカーテン類も見逃せない点で、登ったり引っ掻いたりする子の場合は、ブラインドなども考えるといいでしょう。

ツルツルした床は、ワンちゃん、猫ちゃんのストレスになる可能性も。各社からペット用床材も登場していますよ。

【実例】犬と猫が快適に暮らす家

「造作ゲージ」で犬猫が上手に共存

大型犬と猫を飼っていた客様がいらっしゃいましたが、以前のお住まいでは犬が1階にいると、猫が2階から降りてこない、ご飯も食べない…ということがあったそうです。新居ではリビングの一角に犬のゲージを造作し、猫と犬の生活空間を分けてあげたことで、猫も怖がらずにリビングへも降りてくるようになったそうです。

お部屋と一体感のあるゲージは、造作ならではの魅力です (宮城県・杜ハウス実例)

吹抜けのキャットウォークで猫ちゃんも大満足

吹抜けを利用したキャットウォークも大変好評で、2階に繋がる動線や高窓前のお昼寝スペースなど、猫目線で提案するよう心がけております。のびのび寛ぐ猫の姿をみると、心が和むと喜ばれる造りの一つです。

宮城県・杜ハウス実例

まとめ

ありがとうございました!より楽しく快適なペットライフを叶えるために、ぜひこれからの家づくりの参考にしてみてください。

宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ

今回ご紹介させて頂いた内容についてもっと詳しく知りたい方、ぜひ「建てる窓口」へご相談ください。 「建てる窓口」は、宮城県・仙台市など宮城県内全域で家づくりを検討している方向けの無料相談窓口です。宮城県内イオンモール2店舗(新利府南館店、富谷店)でご相談頂けます。お気軽にお問合せください。 詳しくはこちら
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