
マイホームでバーベキューする際には、家ならではの工夫や注意点があります。これからマイホームを持ちたい、バーベキューを楽しめるマイホームを購入したいという方へ、バーベキューが快適になる家づくりのポイントを紹介します。
マイホームでのバーベキューの楽しみ方
外で過ごしやすい季節になると、バーベキューを楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。おうち時間の過ごし方が見直された昨今、キャンプ場や河川敷などに出かけるだけでなく、自宅でバーベキューを楽しむ方も増えています。
マイホームバーベキューはどのような楽しみ方があるのでしょうか。
庭
マイホームに広い庭があれば、バーベキューを手軽に楽しむことができます。
のびのびとでバーベキューを楽しむには、テーブルやいすを置いても空間に余裕ができる広さ、6~8畳程度のスペースを確保しましょう。
タープテントやシェードで日陰をつくることを想定して場所を考えておくと安心です。
ベランダ
ベランダを活用してアウトドアを楽しむ「ベランピング」でもバーベキューを楽しめます。
ベランピングとは「ベランダ」「グラマラス」「キャンピング」の3つの言葉を合わせた造語で、自宅のベランダにアウトドアグッズを設置することで、手軽にキャンプ気分を楽しめると人気です。
ベランダを利用することで、庭が取りにくい狭小住宅でも楽しめます。
テラス・デッキ
テラスやデッキなど、部屋とつながるスペースのバーベキューは、室内との行き来がスムーズで準備や片付け作業も楽になります。
リビングとつながっていれば、外で調理したものをリビングでテレビを見ながらゆっくり味わうということもできます。また、キッチンとつながっていれば、キッチンで調理したものを気軽にテラス・デッキで味わうことができ、片付けをしやすいのも魅力です。
自宅でバーベキューをする際の注意点
自宅でバーベキューをする際に、最も気をつけなければならないのが近隣住宅への配慮です。密集した住宅地では迷惑行為と思われてしまう可能生もあるので、注意が必要です。
バーベキューをする際に一番問題になるのは、煙と臭いです。周囲の迷惑にならないよう煙や臭いを押さえる工夫をしましょう。お隣さんの洗濯物に臭いがついてしまう可能生もありますので、バーベキューをする際には事前に挨拶や連絡をしておくとよいでしょう。
また、バーベキューは仲間と集まって楽しむという方が多いと思います。人が集まれば気をつけたいのが、声などの騒音です。大声で騒ぐ、大音量で音楽を流すなど、周囲の迷惑になるようなことは避けましょう。夜遅い時間の話し声というのも気になるものです。夜になったら室内に移動するなど工夫しましょう。
バーベキューをしたいけれどお隣さんとの視線が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときは、タープテント等を利用して目隠しをつくるとよいでしょう。また、外構で目隠しにもなる塀を建ててもよいでしょう。
べランピングでバーベキューを楽しむ場合は、火の使用に十分注意しなければなりません。コンロを電気式にするなど、火を使わないタイプの調理器具を使うのがベターです。
ベランダでコンロを使用する場合には、近くに燃えやすいものがないかしっかりと確認しましょう。室内のカーテンが風でなびくことがないよう、しっかりと固定しましょう。
家づくりをする際のポイント

水まわり
自宅の庭でバーベキューを楽しみたいなら、水は必須です。
バーベキュースペースを作る際には外水栓を設置しましょう。シンク付きの水栓にすれば、洗い物をする際に大変便利です。
グリル・コンロ
本格的なバーベキューをしたい方は、グリルやコンロを設置するのも選択肢のひとつです。
グリルやコンロを設置する場合は、新築のタイミングを利用して、外構工事計画に入れて検討するとよいでしょう。本格的なグリルやコンロを設置する場合には、水栓の近くに設置しましょう。
広さ
ベランダにバーベキューをするスペースを作る際には、奥行きを多めに取ります。
150cm以上の奥行きがあれば、テーブルを置いても動きやすいでしょう。
材質
テラス・デッキで火を使ってバーベキューをする場合は、テラス・デッキを火に強い素材でつくると安心です。ウッドデッキが自然の木材だと、すぐ燃えてしまうことはありませんが、火の粉でこげてしまう可能性があります。また、デッキの隙間から火の粉が落ちて、デッキの下の枯れ葉などに引火してしまう可能性もあります。火を使う場所の周りはレンガやモルタルなど日に強い素材を使用しましょう。
収納
椅子やテーブル、バーベキューセットなど、専用の道具を収納するスペースを確保することも大切です。外から入れる収納スペースがあれば、汚れを気にせずにしまうことができるので便利です。外の収納ならバーベキューの道具だけでなく、その他のアウトドア用品や庭仕事の道具なども収納できます。収納スペースの床は、モルタルなど水に強い素材にすることをオススメします。
まとめ
自宅でのバーベキューは手軽にアウトドア気分を楽しめることが魅力ですが、周囲への煙や臭い、騒音などの配慮が必要です。
より便利に、安心して自宅でバーベキューができる設備・環境を作るには、家づくりを始める前の段階でしっかりと検討するとよいでしょう。
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