建築家直伝!「平屋」の魅力

2階建てに次いで根強い人気がある「平屋」。(株)杜設計代表・一級建築士の山本浩平さんにその魅力や、プラン作りのアイディアについてお聞きしました。

「平屋」のメリットは?

ワンフロアで楽々!老後も安心!

「建てるなら絶対に平屋」とこだわる方もいるほど、魅力の多い平屋。その人気の所以は何か、まずはメリットをご紹介します。

  • ワンフロアだから、家事がしやすい。掃除もラク
  • 階段の上り下りがなく生活動線がラク
  • 重いものを運ぶ際も安心
  • 階段がない分、スペースを有効活用できる
  • 階段の上り下りがないので、将来(老後)も安心

家事の全般、そして生活のすべてがワンフロアで完結するため、生活動線が大変ラクになり、暮らしやすいこと最大の特徴です。

階段スペースも必要ないので、より広々!

マンションなどで暮らしていた方が、ワンフロアでの生活に慣れて、平屋を希望するケースも多いです。小屋裏収納を設けない限り、2階に重いものを運ぶ作業がない点も魅力。意外と場所をとる階段スペースもカットでき、空間を有効に活用できることも魅力です。

「平屋」のデメリットは?

では平屋のデメリットも考えてみましょう。

  • 広い土地が必要
  • 坪単価が高くなり、コストが割高に
  • 日当たりが確保しにくく、採光性が低くなる
  • 外からのプライバシー・防犯性の心配もある
  • 動線が長くなる可能性も

コストは2階建てより高め

「平屋は高い」というイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、やはり2階建ての同じ延床面積で比べても、基礎や屋根が大きくなることもあり、建築費用が多くかかり割高になってしまいます。

敷地の特徴を理解してプライバシーにも配慮を

敷地に対して、建物が占める割合が高くなりますので、ある程度敷地の大きさが必要になったり、お庭や駐車場スペースにも影響してきます。また、特に住宅地や都心部に検討している方は外部からの視線や、車や歩行者の音などプライバシー面の配慮が尚更必要です。

平屋こそ、高い設計力が不可欠に

LDKの他に個室を多めに設けようとした時に、設計上、廊下が長くなってしまうことがあります。スムーズで快適な動線づくりのためは、2階建てを考えるよりも難しく、高い設計力が求められます。

中庭やトップライトで採光性を確保しよう

隣家や周辺環境の影響で、光が入りにくいケースもあります。トップライト(天窓)を設けたり、コの字型にして中庭を設けてはいかがでしょうか。プライバシーに配慮しながら、明るく開放的な暮らしが送れるプランをじっくり相談してみましょう。

アウトドアの楽しみ方もチェックを

山本さん、ありがとうございました。現在、平屋を検討されている方は、建築家直伝!「アウトドアを楽しむ家」もぜひチェックしてみてください。平屋ライフをより楽しむための、デッキやテラスのアイディアも必見です。

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