家を建てるなら、駅近がいいのか、郊外がよいのか・・・。
一概にどちらがよいと言えるものでなく、駅近も郊外もそれぞれに魅力があります。
今回は駅近と郊外、それぞれのメリットだけでなくデメリットも解説します。
どちらが適しているのか、検討材料に是非ご一読ください。
駅近の特徴
まずは、駅近のメリット・デメリットをご紹介します。
駅近のメリット
- 利便性が良い
- 買い物や通院に便利
- 友人や親族を呼びやすい
- 夜道が安心
- 資産価値が下がりにくい
電車などの公共の交通機関を使って通勤・通学をする場合は、駅近がベストでしょう。駅周辺には商業施設やクリニック等も充実していますので、おでかけや通院にも便利です。
遠方から友人や親族が来る時にも駅からアクセスが良いと便利。夜も人通りが多いので、帰りが遅くなっても安心です。
駅近は利便性の良いことから、需要があるため資産価値が下がりにくいです。資産価値の高い土地であれば財産として残すこともできるでしょう。
駅近のデメリット
- 価格が高い
- 騒音が気になる
- 日当りが取れないことも
駅に近いエリアは需要が高いことから土地の価格が高くなります。
人通りも多いことから騒音が気になることも。
建物が密集していると思うように日当たりが取れないこともありますし、隣の家が近いと窓を空けられないということもあるようです。
郊外の特徴
次に、郊外のメリット・デメリットをご紹介します。
郊外のメリット
- 駅近に比べて価格が安い
- 駐車場や庭を広くできる
- 広い公園や自然の多い環境が近くにある
- 静かな環境で生活できる
郊外は駅に近いエリアに比べて土地の価格が低いことが多いため、同じ予算でも広い家を建てることができます。複数の車を所有している方や広い庭のある家を希望する方は郊外がオススメです。
郊外には広い公園や自然を感じられる場所も多く、市街地とは違った落ち着いた雰囲気があります。
郊外のデメリット
- 公共の交通機関へのアクセスが不便
- 通勤・通学に時間がかかる
- 車が必要になると維持費がかかる
- 資産価値が落ちやすい
郊外は駅から離れたエリアですと、公共交通機関が少なく移動が不便な場合もあります。電車やバス等を利用した通勤・通学には時間がかかりますし、車で通勤する場合も朝の通勤時間帯には渋滞してしまうこともあります。
公共の交通機関が少ないと生活に車が必要になりますので、車の維持費も必要になります。
郊外は駅近エリアに比べて土地の価格が安いことから、資産価値が落ちやすい傾向があります。
コロナ禍で郊外のニーズ増
コロナ禍により、テレワークを取り入れる企業が増えました。同時に通勤が不要になり、住宅に「通勤の利便性」を求めなくてもよい方も増え、郊外の戸建ての需要が高まっています。テレワークのための仕事部屋が欲しいとなると、広い家を建てることができる郊外にメリットを感じる方も多くなっているようです。
あなたに向いているのは駅近?郊外?
駅近か郊外かを判断するには、予算だけでなく生活環境や住宅性能に何を求めるかを考えることが大切です。
駅近が向いている人とは
駅近は、
- 街の中心部に勤務していて、通勤の利便性を重視する
- 通勤時間を短くしたい
- 商業施設や飲食店等が近いほうがよい
- 車を持たなくてもよい
という方におすすめです。
仙台市やその近郊で例えると、
- 仙台中心部である青葉区上杉、柏木近辺
- 仙台市地下鉄沿線沿いの若林区荒井や太白区長町・富沢
- 仙台市に隣接する名取市、多賀城市の駅周辺
などのエリア、よく挙げられます。
郊外が向いている人とは
郊外は、
- 広い家・間取りを自由に決められる家に住みたい
- 広い庭のある家に住みたい
- 自然の多い環境で生活したい
- 車の運転が好き・得意
- 転勤の予定がない・少ない
という方です。
仙台市やその近郊で例えると、
- 仙台市泉区にある泉パークタウン
- 仙台市青葉区にあるハートヒルズ錦ヶ丘
- 仙台市に隣接する富谷市、利府町にある住宅街
などのエリアが、よく挙げられます。
まとめ
駅近と郊外、それぞれの特長を解説しました。コロナ禍もありライフスタイルも変化している昨今。マイホームの選択の幅はこれからも広がっていくことでしょう。
駅近か郊外かを決める前に、まずは今後どんな暮らしをしたいのかをしっかりと考えることが大切です。
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