全館空調のメリット・デメリット

多くのハウスメーカーで採用されている「全館空調」。一体どんなシステムなのか?全館空調の特徴やメリット・デメリットを簡単にご紹介していきます。

全館空調システムとは

画像参照:三井ホーム

全館空調とは、家全体の空調を一括で管理する次世代空調システムのこと。各部屋ごとにエアコンや暖房器具を設置するのではなく、一台の機械で家全体の冷暖房や換気などの空調を管理してくれます。24時間365日体制で、住まい全体を快適な室温・湿度に調整できるため、一年中快適な暮らしを手に入れることができます。

全館空調のメリット

家中の温度が一定に快適に保てる

リビングや寝室はもちろん、玄関や廊下、トイレや浴室に至るまで、家のどこにいても寒さや暑さを感じにくい快適な暮らしが実現できます。寒暖差によって起こりやすいヒートショックのリスクも軽減してくれるので、ご高齢のいるご家庭にも嬉しい環境と言えます。

見た目がすっきり

各部屋ごとにエアコンを設置する必要がない為、すっきり広々とした生活感のない空間を叶えてくれます。また、室外機の数も少なくて済むため、建物の外観の見た目も損なわないメリットも。

室内干しにも最適な環境

全館空調システムには換気機能も備わっているため、室内干しの不快なニオイも軽減してくれます。花粉の多い季節や、これからやってくるジメジメした梅雨の季節の洗濯も快適です。

自由な空間づくりが可能

全館空調システムは家中の温度が一定に保てるので、間仕切りがなくても冷暖房効率が変わりません。よって、冷暖房効率を上げるためのドアや仕切りは不要。開放感ある大きな吹き抜けやリビング階段など、広さや高さも自由に設計ができるのが魅力的です。

全館空調のデメリット

イニシャルコストが高くなりがち

全館空調を導入するには、初期費用はおおよそ200万円~300万円とされています。大型の機械を建物の中に設置し、配管を天井や壁の中を通して各部屋の空調を管理しているため、どうしてもコストが割高に。メーカーによっても導入費が異なるので、しっかりと下調べをしてから検討されるのが良いでしょう。

毎月の電気代が高くなる

地域や住まいの広さ・性能にもよるので一概には言えませんが、実際に設置した方の声を聞いてみると、全館空調システムを導入後、春や秋の過ごしやすい季節はいいけど、夏や冬の季節の電気代は、想像以上に高く感じているケースが多いようです。

メンテナンス費用がかかる

全館空調は、エアコンよりもメンテナンスに手間がかかります。専門業者によるメンテナンス・点検が年に1回あり、約2~5万円の費用が発生します。さらに、定期的に自分でフィルター等のこまめな掃除も必要なため、マメに掃除が難しい方は、導入は慎重に検討しましょう。

空気が乾燥しやすい

冬場はとくに、乾燥がひどく加湿器を使わないと湿度20パーセント前後になるようです。洗濯物は、半日もしないでカラカラに乾いてくれるほど。空気の乾燥は避けられないので、喉が弱い方は加湿器を導入して乾燥対策をしっかりとする必要があります。

全館空調はこんな方におすすめ

夏涼しく冬あたたかい、家中の温度が常に一定に保てる全館空調。暮らしやすい住空間を手に入れることができるので、デメリット面をクリアできるのであれば、下記の方は導入を検討しても良いかもしれませんね。

  • ご高齢の方や小さいお子さんがいる家庭
  • ペットを飼っていて温度管理が必要な家庭
  • 吹き抜けのある広々としたLDKをつくりたい方
  • それぞれの部屋で過ごす時間が多い家庭

ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。

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