ポイントを抑えて理想の寝室を叶えよう

「人生の3分の1は睡眠時間」と言われています。この人生の大きな割合を占めていながらも、「音が気になる」「広さや照明に不満がある」と言った理由から、質の良い睡眠につけないことに悩む人も多いのではないでしょうか。これから注文住宅を検討されている方に向けて、今回は後悔しない寝室づくりのポイントをご紹介いたします。

寝室を配置する際のポイント

トイレから離す

夜間にトイレに行くことを考えて、寝室と近いほうが便利なんじゃ?と思われる方も多いと思いますが、寝室とトイレが近いと音や匂いが伝わりやすく、家族間でトイレを使う時も少し気を使うかもしれません。なので、なるべく寝室の真上や隣は避けるのがよいでしょう。

ただし、トイレに行くために遠くまで移動するのもできるだけ避けたいですよね。生活動線や家族構成に合わせ、トイレと寝室は近すぎず遠すぎず…のほどよい距離感を大切に計画するのがおすすめです。

リビングから離す

ご家族の中で夜勤があると、寝室がリビングに近いと生活音が響いてしまい、睡眠の妨げになることも。しかし最近では老後を見据えて、1階に寝室を配置するケースも増えてきています。きちんとした防音対策を取らなければ音が漏れてしまうので、もし、リビングの近くに配置する場合は、部屋の防音性は意識しましょう。

子ども部屋と離す

子どもが小さいうちは、子ども部屋と距離が近いことで安心したり便利に感じると思います。しかし、成長とともにお子さんもひとりの時間を持ちたくなるもの。子ども部屋と寝室を隣接させないことで、お互いのプライバシーを確保することができます。

間取りの計画でやむを得ず隣になってしまう場合は、クローゼットを間に設置するなど工夫をすると良いでしょう。

寝室づくりで気をつけること

リラックスできる寝室を目指すなら、「広さ」「窓の配置」「天井の高さ」「照明」をポイントに、空間づくりを考えていきましょう。

寝室の広さ

一般的な寝室の広さは6〜8畳くらい、クローゼットも含めると8〜10畳ほどの広さを求める方も多いようです。しかし、寝室でどのように過ごすのかによって、人それぞれ居心地の良い広さが異なります。就寝前の読書やスキンケアなどで、本棚やドレッサーを置く場合は、寝室での過ごし方をイメージしながら、必要なスペースを確保しましょう。

寝室の窓の配置

何となくで寝室の窓の位置を決めてしまうと、ダイレクトに光が入って眩しすぎる、外部の音が気になってゆっくり眠れない…といった後悔ポイントを生むことになりかねません。寝室の窓は、換気や自然光を効率的に取り込むためにも必要ですが、ベッドをどこに配置するかを事前にシミュレーションして計画するのが大切です。

窓を減らすと、その分壁の面積も増えるので、アクセントウォールやインテリアの面でも楽しむことができますし、防犯面にも配慮した落ち着ける空間を実現することができます。

寝室の天井の高さ

「寝室が狭くてちょっと圧迫感があるかも…」という場合は、天井に高さを出したり勾配天井にしたりすると、開放感が得られます。逆に、「寝る時は狭い方が落ち着く」という方は、低めに設計しておこもり感を演出するのもおすすめです。

寝室の照明

眠るためだけの寝室であれば、そこまで明るさを求める必要もないかと思います。間接照明などを用い、リラックスできる落ち着いた空間にするのも良いでしょう。寝室に書斎コーナーやメイクスペースなどを兼ねている場合は、明るさも必要になるので、照明は調光タイプを選んでおくと用途によって明るさを変えることができます。

まとめ

家づくりにおいて、リビングやキッチンにこだわる方が多い一方で、寝室はなにかと後回しになりがちです。しかし、寝室は心身をリラックスさせるための大切な空間。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、ゆっくりとくつろげる寝室を実現させてくださいね。

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