マイホーム購入の際に、決めなくてはいけないことはたくさんあります。まして注文住宅となれば、検討事項は大変な数があります。そんな中で「どんなキッチンにしようかな」とは考えても「どんなゴミ箱を置こうかな」まではきっと頭がまわらないですよね。
しかし「ごみ捨て」は毎日続くもの。住んでから「置き場がない」「不便」では困るもののひとつなのです。快適な暮らしが送れるように「ゴミ箱の種類や配置」をちょっとだけ一緒に考えてみましょう!
ゴミ箱の数と大きさを検討する
まず大切なのは、自分達の生活や環境に合ったゴミ箱の数と大きさを検討することです。
地域の分別方法をチェック!
まず考えなくてはいけないのが、住む地域のゴミ分別ルール。それぞれのゴミ箱を用意する必要があります。市町村のルールを確認しておくとよいでしょう。
例えば、宮城県仙台市であれば、「家庭ごみ」「プラスチック製容器包装※」「缶・ビン・ペットボトル」の大きく分けて3分類。最低でも3つのゴミ箱があると便利です。
※令和5年4月よりハンガー等の製品プラスチックも「プラスチック資源」として一括で回収されます。
ゴミ箱の数、大きさを検討
ゴミ箱は意外とスペースをとるので小さくても不便ですが、逆に大きすぎても邪魔なもの。収集回数を確認して検討しましょう。
また「ごみ、特に”生ごみ”は極力減らしたい」という方は、ディスポーザーやコンポストなどを検討してみるのもおすすめです。
家族構成とライフスタイルの変化も見据えて
現在は夫婦だけだからゴミは少ない…と思っていても、子供の誕生やペットを飼うなど、家族構成やライフスタイルの変化によってゴミの量も増えていきます。少々余裕を持ったスペースを検討しましょう。
動線を考える
料理後にまとめて捨てるならシンク側に、子供や家族も一緒に使うならLD側に…といった様々なケースを考えて、使いやすい動線にあるかを考えましょう。あまりシンクから遠いと不便だったり、ゴミ出しのことを考えたら勝手口や玄関への動線がスムーズなこともポイントとなります。
キッチンゴミ箱の便利なレイアウト
同じキッチン内でも「ゴミ箱がどこにあるか」も重要で、今後の家事効率を左右する!といっても過言ではありません。
元々、ゴミ箱スペースが確保された既存の「システムキッチン」も多いですが、注文住宅で造作するなら、自分好みの使い勝手の良い場所に設置するのも一案です。
カップボード下
カップボードに「ゴミ箱置き場」が組み込まれているシステムキッチンも多く見かけますよね。据え置き型から、引き出し型などもありますので、総合展示場やモデルハウスなどでこの辺りもチェックしてみましょう。
シンクの下
お料理好きでキッチンに立つ機会が多い方は、水を切った生ごみをサッと捨てられるのでシンク下にゴミ箱があると便利かもしれません。
LDとの動線間に
キッチンのゴミだけでなく、リビングやダイニングのゴミ箱も兼ねたい場合は、おしゃれなゴミ箱をキッチンと、リビングダイニングとの動線間に設置するものよいですね。生ごみの臭いが充満しないよう、蓋つきのものがおすすめ。
タッチレスで開く「自動開閉ゴミ箱」など注目商品も多数登場しています。
パントリーに
キッチン隣にパントリーを設置するなら、パントリーにゴミスペースを設けてもよいでしょう。三角コーナーなどに集めた生ごみをまとめて運ぶ作業は少々手間がかかりますが、キッチン内はすっきり生活感を出さず、臭いも気になりにくいですね。
ゴミ箱選び、配置に失敗したら?
住んでみて、ゴミ箱が小さい、使いにくい、失敗した…と思ってもなかなか買い直すもの大変なことですが、今はホームセンターなどをのぞくと便利な商品がたくさん売っています。隙間に置けるスリムなタイプのものや、必要に応じて増やしていけるタイプのものもあります。余裕のあるキッチンスペース、広めのパントリーや家事室などがあると追加がしやすいので安心ですね。
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