住宅ローンの年収目安って?

マイホームの購入に憧れている方、近い将来の目標にしている方の中で、自分の年収でどれくらいの住宅を購入できるのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
今回は年収別のローン額の目安について解説します。

自分が購入できる住宅の金額

マイホームを購入する際、購入できる金額は「頭金」と「住宅ローン借入可能額」で決まります。
貯蓄等で頭金をいくら準備できるかに加えて、住宅ローンでいくら借入ができるかで購入できる住宅の金額が大きく変わります。

頭金をたくさん支払うことで借入額を抑えると、ローン返済額は抑えることができますが、いざという時に必要となる「生活予備費」が無くなってしまうのはとても危険です。頭金は、生活費の3~6カ月分程度のお金を手元に残した上で準備できる金額を頭金にすると安心です。

そして、住宅ローンの借入額は現在の年収で将来少し余裕を持って返すことができる金額にするとよいでしょう。一般的に住宅ローンの年間返済額は年収の25%以内が安全な金額とされています。
同じ年収でも家族構成やライフスタイルによって返済できる金額は変わりますので注意が必要です。

住宅ローンの利用は増えている

これまでマイホームを購入する時の頭金は購入額の2~3割が目安とされていましたが、近年は考え方が変わってきています。

低金利や住宅ローン減税もあることなどから、近年は、マイホームを購入する人の3割が頭金はゼロ円にして、全額住宅ローンを利用しているようです。

ローン借入額は返済負担率を目安に

住宅ローンを組む際には、「返済負担率(返済比率)」を考慮することが大切です。
「返済負担率」とは、年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合のこと。
金融機関の審査では返済負担率の30%~40%が貸付額の上限とされています。

審査に通れば上限いっぱいの金額を借りることができますが、それはオススメできません。日々の生活にゆとりを持ち、万が一の出費に備えるためにも返済負担率25%以内の金額に抑えるとよいでしょう。

年収別の借入額目安

自分の年収では、いくら借りることができるだろうと疑問に思っている方も多いと思います。
ここでは35年ローンを組む場合の年収別借入額の目安をご紹介します。

年収借入額の目安
400万円3720万円
500万円4650万円
600万円5580万円
700万円6510万円
800万円7440万円
参考:「フラット35」借入可能額で試算(金利1.650%、35年の場合)

あくまで参考値ではありますが、この借入額で問題ないという方もいらっしゃれば、家族構成やライフスタイルによって、生活に余裕がなくなってしまうケースも考えられます。

また、年収1000万円など高所得の方で、年収の8倍の金額でも金融機関の審査に通る場合がありますが、年収が高い世帯ほど、生活費や子育てにかかる費用も高くなる傾向がありますので、注意が必要です。

実際にどれくらいの借入額が自分たちに合っているのか、住宅ローンの利用を検討する際には専門家に相談してみると良いでしょう。(建てる窓口でも随時相談を受け付けております。お気軽にご相談ください!)

まとめ

今回は、年収別の目安となる住宅ローン借入額をご紹介しました。
住宅ローンの返済期間は30~35年が一般的です。長い期間支払い続けるものですから、利用する際には長期のライフプランと照らし合わせてしっかりと検討しましょう。

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