先輩に訊く!注文住宅「後悔例」~プラン編

1から決められる自由度の高い注文住宅を建てても、「こうすればよかった」と感じる部分は多かれ少なかれあるはずです。今回は、注文住宅を建てた先輩方の「後悔したこと」をたっぷりご紹介いたします。失敗は成功の母…。ぜひこれから注文住宅を建てるからは「後悔例」を参考にして、失敗のない快適なマイホームを叶えてください!

「こうすればよかった」プラン後悔例

憧れのマイホームを手に入れて、理想の暮らしが送れると喜ぶのも束の間…。不便を感じるというのはよく聞く話です。まず、一番多い「プラン」のお話から。

打ち合わせの際は、図面上のやりとりのため「具体的なイメージ」がしにくいもの。実際に建ってみたら「想像と違うことも多いと思います。

リビングをもっと広くしたかった

よく聞くのが「リビングが思ったより狭かった」という声。図面上の床面積や帖数で考えると十分だと感じていても、いざ家具を運び入れてみたら圧迫感や家具の占める割合が大きく、狭く感じるケースが多いようです。

家具を置いたら意外と狭かった…家族との距離が近すぎる…といった後悔例も。

家族が集うビリングは、できれば開放的な空間が理想ですよね。もちろん、制限がありリビングに床面積を回せないこともあります。その場合は、吹抜けや高天井で縦の伸びやかさを演出したり、大きな開口部で視覚的な広がりを工夫したり、廊下をなくして、実質的な畳数を増やすのも人気があります。
テレビボードをなくして、大型テレビを壁掛けしてもすっきりしますね。

玄関が狭い!玄関手洗いが欲しい

最近、よく聞くのが「玄関まわりを広くしたかった」という意見です。玄関をコンパクトにしすぎて玄関まわりに収納がないので、子供が靴を脱ぎっぱなし、ランドセルを置きっぱなしにする…など「この状態でお客さんが来たら恥ずかしい」と悩むママも。

さらに、コロナ禍では、「帰宅したらすぐ手洗い・うがいをしたい」と、洗面室とは別に玄関の近くに洗面台を設ける「ただいま手洗い」が人気です。どうしても「ただいま手洗いが欲しくて建替えた!」という方もいらっしゃるほどです。

また、花粉飛散量が増える季節には「玄関で上着を脱いでほしい」という声も多く、玄関まわりを広くして「シューズインクローク」を設ければよかった、と後悔する方が多いとか。メインのゲスト用玄関と、その横に通り抜けできる家族玄関を設けるプランは、子供が泥んこになって帰ってくる子育て真っ盛りの家族に人気があります。

収納が足りない!欲しい場所に収納がない

暮らしやすさのカギは「収納」といっても過言でないほど、収納量、収納の場所、収納サイズは重要です。収納は、後悔例のトップ3にランクインする項目だと思います。

まず、収納不足を防ぐには、どれくらいの収納量が必要か、現在のアイテムと、将来増えるものなどをしっかりリストアップすることが大切です。やみくもに収納が多くても「物が増えてしまう」という声もあるので過不足のない収納スペースを設けることが大切です。

さらに、「どこに何をしまうか」「どんなサイズの収納グッズを使いか」まで計算して、ぴったり合う場所とサイズの収納を造作してもらうのもおすすめです!

使いやすく後悔しない収納スペースをつくるコツは「しまうものの量」を把握することから!

ワークスペースが欲しかった

コロナ禍で需要が急上昇した間取りのひとつが「ワークスペース」。リモートワークなど、自宅で仕事をするパパ・ママが増えたことが要因です。

書斎を諦めた方が、いざリモートワークをしようと思ってたらリビングやダイニングしか適当な場所がない、オンライン会議で家族がうつりこんでしまう…と困ってしまったケースも多いそうです。

後ろに家族がうつってしまう場所だと、オンライン会議に集中できないかも?

個室の書斎やリビングの一角に設けるプランだけでなく、普段は繋がりがありながら、仕事に集中したり、会議の際は閉めきることができる半個室も人気です。デコマドや引き戸を設けてフレキシブルな使い方ができるよう工夫すると使いやすいですよ。

もっと効率的な動線にしたかった!

キッチンから洗面室までが遠くて不便、洗濯物を洗ってから干す場所まで距離があり運ぶのが大変…。等々、生活動線がシンプルにならない部分は、暮らしてから改めて気づく点かもしれません。

動線と一括りにしても、様々なものがあります。まずは、キッチンを中心とした料理、洗濯、掃除といったよく耳にする「家事動線」が代表的ですね。

洗濯物を持っての移動…毎日のことだと大変です。できる限りスムーズな動線だと助かりますよね。

他にも、子供に関する動線では「子育て動線」「ただいま動線」「学習動線」など、年代に応じて考えなくてはいけないので結構大変です。帰宅してからリビングを通って2階に上がるしかけをつくる「リビング階段」も子育て動線アイディアのひとつです。また、お客さんが多いなら「客間を玄関の近くに」、両親が宿泊に来ることが多いなら「ゲストルームから浴室へ行きやすいように…」といったゲスト目線の動線も考える必要があります。

後悔しない動線をつくるためには、現在と生活と、将来的に変化するライフスタイルも含めて、家族一人一人の動き、シチュエーションを想定して検討することが大切です。

ランドリールームが欲しかった!

共働き夫婦を中心に人気急上昇中の間取りがランドリールームです。洗濯、干す、乾燥、畳む、アイロンをかけるを一室で一気にできるため、大変家事効率があがります。

雨天時に洗濯物を干す場所がなく、仕方なくリビングに干している方や、外出が多い室内干し生活が中心の方は「ランドリールームがあればよかった」と後悔する方が多いようです。天候に左右されることなく昼夜問わず干しっぱなしにできる洗濯専用の空間は、思った以上に便利だと聞きます。

本格的なランドリールームがつくれなかったとしても、例えばベランダと直結している2階のホールに物干しスペースを設けたり、「生活空間とは別の場所」に部屋干しスペースをつくるだけでもOK!日当たりのよい場所なら、生乾きにもならずカラッと乾くはずです。

せめて「お客さんが来た時に洗濯物が丸見えにならない場所」に干すことができたら、ぐんと暮らしが快適になります。

せっかくの素敵なリビングも、目の前に洗濯物が干してあったら…素敵さも何だか半減してしまいそうですね。

後悔しない間取りづくりのためには…

家族に寄りそい、丁寧にじっくりお話を聞いてくれるメーカー探しをしましょう!

家づくりに「正解」はありません。千差万別のライフスタイルにピッタリ合った間取りをつくるには、家族ごとの生活スタイルを精査して、今抱えている悩み、こうなったらいいなという希望を一つ一つあげていくことも大切です。

十分な打ち合わせをして、家族に寄りそった提案をしてくれたり、営業、設計士、コーディネーター、現場監督が一体になってサポートしてくれるメーカー選びをしていくことも大切です。「自分達の家づくりは、そんなメーカー、工務店が合っているか」を探るためにも、ぜひ一度「建てる窓口」でご相談くださいね。

宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ

今回ご紹介させて頂いた内容についてもっと詳しく知りたい方、ぜひ「建てる窓口」へご相談ください。
「建てる窓口」は、宮城県・仙台市など宮城県内全域で家づくりを検討している方向けの無料相談窓口です。宮城県内イオンモール2店舗(新利府南館店、富谷店)でご相談頂けます。お気軽にお問合せください。

詳しくはこちら

家づくりの相談をする(来店予約)
建てる窓口/来店予約