先輩に訊く!注文住宅「後悔例」~設備編

1から決められる自由度の高い注文住宅を建てても、「こうすればよかった」と感じる部分は多かれ少なかれあるはずです。今回は、注文住宅を建てた先輩方の「後悔したこと」の設備編をご紹介いたします。失敗は成功の母…。ぜひこれから注文住宅を建てるからは「後悔例」を参考にして、失敗のない快適なマイホームを叶えてください!

「こうすればよかった」設備の後悔例

プラン編に続いて、やはり「こうすればよかった」の声があがるのが「設備」です。打ち合わせの終盤で決めていくことも多いので「疲れてしまって・・」とつい気を抜いてしまう段階かもしれません。でも暮らしの中で設備を快適に整えておくことはとっても大切です。後悔例を参考にしてもうひと頑張りましょう!

コンセントの位置や数

実際に住んでみて「こうすればよかった」失敗談の上位によくあがるのが「コンセントの位置や数」です。

お部屋の数か所に設けてみたものの、実際に足りない、届かないなど、コンセントに関する様々なお困りごとは必ず出てくるようです。
例えば…

  • 実際に掃除機をかけようと思ったらプラグが届かない
  • 冷暖房器具や空気清浄機を置きたい場所の近くにコンセントがない
  • ミキサーやホットプレートを使うのにキッチン近くにコンセントがない
  • スタディカウンター近くにコンセントがなくて充電ができない

等々、あげたらキリがないほどコンセントに関する悩みは多いようです。延長コードや後付けも可能ですが、やっぱりちょうどいい場所にあるのがストレスフリー。ライフスタイルや生活動線をしっかりと想定して、「ちょっと多いかな」と思うくらいがちょうどいいかもしれません。

浴槽のサイズが…

浴槽のサイズを「失敗した」という声もよく聞きます。

まずは「小さすぎた」失敗談から。子どもと一緒に入浴する際に、あまりにも小さくて一緒に入れなくて後悔した…という話も。また足をゆったり伸ばせないから、何だか寛げない、といったお悩みも聞きます。

逆に「大きすぎた」失敗談も。浴槽が大きすぎて、毎日のお掃除が大変というママの声も。さらに浴槽が大きいといっぱいに湯をはるためには、湯量も必要です。「水道代、ガス代がかなり上がってしまった」と嘆く声も。

大きすぎず、小さすぎないサイズ、そして節水や節電効果が期待できる段差のあるタイプを選ぶなど、形状にもこだわって選ぶとよいでしょう。

2階にもトイレが欲しかった

2階建て住宅では、「2階にもトイレを設置するか」悩むところですね。トイレを2つ設置することで、居室空間や収納スペースにも影響をしてくるのでだいぶ検討した…という方も多いと思います。

しかし実際に生活をしていく中で「2階にトイレを設置すればよかった」という声も多く上がっているのでご紹介します。

  • 朝はトイレが混み合う!2つあれば便利だったはず
  • 夜中にトイレへ行く際に、寝ぼけて1階に降りるのは危険
  • 将来、高齢になった際に2階トイレは必要
  • 感染症にかかり、万が一自宅療養となった場合は、陽性者用・陰性者用とトイレが2つあった方が家庭内感染を防げる

など、最近はますます「2階トイレ」の必要性が高まっているようです。

調光ライトやリモコン付照明にしたかった

寝室は「調光ライト」にすることで、入眠前は暖色で暗めに、デスクワークの際は白色で明るめに…と調整することができます。また、ベッドで読書をしてから寝るという習慣がある場合は、リモコン付きの照明が便利です。さらにタイマー付きの照明なら「うっかり消し忘れ」もなくなりますね。

枕元で照明をオンオフできるリモコン付き照明は寝室にぴったりです

実際に生活をしてみて、ジワジワと不便さを実感する部分だと思いますし、特段不便さも感じない部分かもしれませんが、友人宅などで「こんな便利な照明があった」と知った際に、後悔するという方が多いようです。

ベランダ・バルコニーにも水栓が欲しかった!

マンションでよく見かけるバルコニー水栓。見落としがちですが、一戸建てのベランダやバルコニーにも水栓があると大変便利です。

頻繁にお掃除をすることはなくても、いざお掃除をする際に、水栓がないとバケツで水を運んでこなくてはいけないため、かなりの重労働になります。

バルコニーに水栓があれば、洗濯物を干す際も、サッと雑巾を濡らして竿を拭いたり、草花の水やり、BBQをする際にも便利ですね。

ベランダのお掃除の際に、水栓がないととっても不便ですね。

後悔しない設備を選ぶためには…

家族に寄りそい、丁寧にじっくりお話を聞いてくれるメーカー探しをしましょう!

住宅設備はどんどん新しい商品が登場し、便利なものがたくさんあります。「後悔したくない」とついあれもこれも…と導入したくなるでしょう。しかし、限られた予算の中で判断をするのは大変難しいものです。
その際には、第一に「現状の不便さを解消できるかどうか」を考え、今抱えている問題から順番に優先順位をつけて選んでいくとよいでしょう。

また、今のライフスタイルや将来の生活の変化を見据えて、あったら便利だろうという点よりも「なくては困る!」と思えるものを取り入れていくと、後悔が減らせると思います。

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