住まいの素材選び「無垢フローリング」張り方編

同じ素材でも「張り方」のパターンでお部屋の雰囲気が一変!?

前回は、無垢フローリングには様々な「樹種」があることをご紹介しました。今回は、「張り方」についてです。同じ素材や色張り方や組み方をどのように選ぶかで、お部屋の雰囲気がまたガラッと変わってきます。意外と豊富なパターンがあるので、宮城県仙台市にお住まいの方もぜひ一度チェックしてみましょう。

フローリングの張り方バリエーション

まずは、一般的に見かけることが多い無垢フローリングの張り方をご紹介します。

りゃんこ張り(定尺張り)

一定の間隔で、交互に接合面をずらしており、規則性があるのでシンプルな印象になります。

乱張り

長さが一定ではない長さの材を四方に張ってきます。長さが不規則なので、一定の長さの材を集める必要がないので、比較的リーズナブルにできるというメリットもあります。

すだれ張り

接合面をすべて合わせる張り方。天井の仕上げに用いられた張り方を応用して、床にも採用されたといわれています。

斜め張り

壁に対して、床板を斜めに張り上げる張り方。動きのある空間に仕上がります。

より個性的な空間演出ができる「寄木張り」

次に、より個性的な空間をつくれる張り方「寄木張り」のご紹介です。無垢木材の小片を様々な模様に張り上げていく方法です。オリジナリティ溢れる空間を演出することもできるので、独創的な空間づくり、デザイン性にこだわりたい方におすすめです。様々なパーツを組み合わせて多彩なデザインの床をつくれますが、ここでは一例をご紹介します。

ヘリンボーン張り

ヴェルサイユ宮殿でも使われている張り方で、モダンな印象やおしゃれなカフェ風の空間もつくれます。北欧やフレンチなど異国情緒溢れるお部屋にしたい方にもおすすめの張り方です。

フレンチヘリンボーン張り

床材の接合面を45度にカットして張り合わせたもの。通常のヘリンボーン張りよりも、すっきりと、シャープな印象を演出できます。

市松張り

レトロな雰囲気や、積み木のようなキュートな雰囲気を出したい方にもおすすめ。アクセント部分に用いるのも人気です。

実例をたくさん見て検討をしよう

いかがでしたでしょうか。「フローリング」と一言でいっても、樹種から、色合い、そして張り方まで様々な選択肢があります。サンプルだけでは、実際の空間の仕上がりが想像しにくく、イメージと違かったということにもなりかねません。宮城県・仙台市でもぜひたくさんの実例を見学して、お部屋として仕上がった床の雰囲気を確認しながら、検討することをおすすめします。

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