お部屋の雰囲気を左右する「フローリング選び」
住空間の雰囲気を左右する…というっても過言ではない床材。宮城県仙台市でも一般的にフローリングが用いられることが大変多くなっておりますが、「フローリング」と一言でいっても種類は様々です。今回は無垢フローリングと複合フローリングについてご紹介します。
香りと肌触りが魅力の「無垢フローリング」
JAS規格で無垢材や集成材を使ったフローリングと規定されているのが無垢(単層)フローリングです。広葉樹や針葉樹を用いたもの、集成材・合板などで仕上げたものなど、様々な種類があり、さらに使用する木の種類によって特徴や質感、雰囲気も変わってきます。
無垢フローリングのメリット
木の家に入った瞬間、木の優しい香りが漂って癒された経験はありませんか?無垢フローリングの魅力は、何といっても木の香りや、優しい肌触りでしょう。素足で歩いても温かみがあり、木の調湿作用で夏場もべたつかず、サラサラで気持ちが良いため、一年中快適に過ごせそうですね。傷ができても、その部分を削って補修ができるので、長い間きれいに保つことができます。
無垢フローリングのデメリット
吸湿性に優れているので、収縮や反りによって、木と木の間に隙間ができることも。補修しやすいというメリットを最大限に生かして、こまめなお手入れが必要になります。
色や商品ラインナップが豊富な「複合フローリング」
合板や集成材などの上に、厚さ0.5mm~3mm程度の天然木や特殊シートを貼ったものが複合フローリング。昭和60年頃から、ダニ対策としても代表的な床材となりました。表面に貼る天然木を3mmほどの厚めの種類を選ぶと、無垢材のような質感を出せるのでおすすめですよ。
複合フローリングのメリット
反りや収縮がなく木材が安定し、耐衝撃性、耐摩耗性を上げた商品も年々増えています。ホワイトやナチュラル、ダークなどのカラー、大理石調やタイル調などのデザインと、種類が多彩にあり、お好みによって選ぶことができる点も魅力です。防音や抗アレルゲンなど、様々な対策が施された商品も用意されています。
複合フローリングのデメリット
無垢材のように傷がついた時に、補修ができないことと、硬質のため、踏み心地が気になる方もいるかもしれません。調湿作用がないため、特に夏場は無垢材のようなサラサラ感は期待できません。
まとめ
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ぜひ宮城県・仙台市での家づくりの参考にしてみてください。我が家にマッチする素材は何か、木の雰囲気なのか、モダンな雰囲気な空間にしたいか…、嗜好やライフスタイルからぴったりマッチする床材を考えてみることをおすすめします。
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