少子高齢化が進む中、地域コミュニティの維持を図るためには若い世代の定住が大切となります。若い世代や子育て世帯の定住を促すことをめざして、仙台市内に住宅を取得した若年・子育て世帯への支援事業が2022年5月31日に発表され、2023年度も継続して事業が行われることとなりました。
7月1日スタート!仙台市の新事業
仙台市では、既存住宅の流通を促進するとともに、若年層の仙台市への定着を図ることを目的として、仙台市内に一戸建ての住宅を取得した若年世帯または子育て世帯を対象とした新事業がスタートします。助成金の交付等により、住み替えを応援するこの事業は、7月1日から申請受付が開始されます。
基礎額20万円、最大25万円を助成
1世帯あたり基礎額20万円の他、「子どもが3人以上」、または「親と同居」もしくは「親が市内に住んでいる」場合は、さらに5万円が加算され最大で25万円が助成されるそうです。
さらにこの助成金に加え、助成の翌年度から3年間、年1回、icsca(イクスカ)のポイント付与、もしくは年に2回地元で採れたお米を配送して、住み替え後の暮らしや子育てを応援してくれるそうです(アンケートに協力した方が対象)。入居後の支援もあるのは、嬉しいですね。
「フラット35」金利引き下げも
独立行政法人住宅金融支援機構と事業連携協定を締結。この事業の助成対象となる方が「フラット35」地域連携型を利用される場合に、一定期間借入金利の引き下げを受けることが出来るそうです。
※利用するためには、仙台市が発行する「フラット35」地域連携型利用対象証明書の交付を借入の契約前に受けることが必要です。
詳しい事業内容は?
仙台市ホームページの発表資料に、より詳しい内容が掲載されております。
(1)申請受付期間
第1回募集期間:令和5年6月1日木曜日から令和5年8月31日木曜日(終了)
第2回募集期間:令和5年10月2日月曜日から令和5年12月22日金曜日
(2)対象となる世帯
令和5年4月1日以降に、仙台市内に一戸建ての住宅(中古・新築)取得に係る契約をし、かつ申請時点で当該住宅に居住している、次のいずれかの世帯
- 夫・妻ともに39歳以下である世帯(若年世帯)
- 小学生以下の子ども(出産予定の子どもを含む)がいる子育て世帯
※上記以外にも要件があります。詳しくは仙台市ホームページ「若年・子育て世帯住み替え支援事業」をご確認ください。
(3)対象エリア
市街化区域(新規開発団地、一部の商業地域、災害危険区域などを除く)
※上記以外にも要件があります。詳しくは仙台市ホームページ「若年・子育て世帯住み替え支援事業」をご確認ください。
(4)支援内容
- 住み替え時に基礎額20万円、加算額5万円を助成(最大25万円)
※加算適用は、親との同居・市内近居または子どもが3人以上いる場合 - 住み替えの翌年度から3年間、icscaポイント付与(年1回)または米の配送(年2回)
※子育て等に関するアンケートに回答することが条件
まとめ
住宅購入を検討されていた子育て世代にとってとってもお得な事業内容となっております。このタイミングにぜひマイホーム購入を検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:仙台市ホームページ「若年・子育て世帯住み替え支援事業」をスタートします(発表資料)」
参照元:仙台市ホームページ「若年・子育て世帯住み替え支援事業」
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