今注目される自然素材の家とは?

近年、漆喰の壁や無垢の床を使った自然素材を取り入れた家の人気が高まっています。なぜ注目されているのか?自然素材を用いた住まいの魅力や、建てる際の注意点などを今回ご紹介していきます。

自然素材の家とは?

自然素材の家とは、化学物質が含まれる素材をなるべく避けて、自然の素材を積極的に使用して建てた家のことを指します。

宮城県・森のめぐみ工房実例

なぜ今、注目されているのか

化学接着剤を使ったビニールクロスや合板フローリング等、化学物質を含んだ建材が原因となっている「シックハウス症候群」や、アレルギーなどを引き起こす「ホルムアルデヒド」などの化学物質を含まない良さが自然素材にはあります。そのため、家族と健やかに過ごせる安心できる住まいとして自然素材の家が今注目されています。

自然素材の家の良い所って?

科学物質を含まない自然素材。ではその他に採用することで生まれるメリットはあるのでしょうか。

自然素材ならではの経年劣化が楽しめる

森のめぐみ工房実例

風合いや色味もまた自然素材の家の醍醐味ではないでしょうか。無垢材を使用した場合、10年、20年と時が経るほどに、艶のある美しい濃い色へと変化します。木そのものが持つ質感は、住めば住むほどに味わいが増し、魅力溢れる空間をつくることができます。

キズや凹みも自分で修復が可能

無垢材の床は、キズや凹みが付くイメージですが、それを「味」と捉えることもできます。さらに、木の伸縮する性質を活かした修復方法として、該当箇所をサンドペーパーで削り蒸気を当てキズを目立たなくする方法もあります。永く綺麗に住み続けたい方は、「自分でメンテナンスができる」自然素材がピッタリ。

湿度の調整や消臭効果も期待できる

日本ハウスHD実例

漆喰や珪藻土の塗り壁は、湿気を吸収・排出をし湿度を一定にする性能があります。また、生活臭の原因は水溶性の分子に付着している物質によるもの。水分を吸収する塗り壁は、臭いの原因を吸収してくれるので、ペットのニオイやトイレ等、気になる空間に取り入れるとより効果を発揮してくれます。

建てる前に自然素材の特性を知ろう

無垢材は常に呼吸をし、温度や湿度などによって伸縮を繰り返す特性があります。乾燥していく過程で反りや曲がり、割れやねじれが生じることも。また、塗り壁については、乾燥すると収縮し、ひび(クラック)が入ることもあります。

しかし、自然素材の家は、業者に頼まず自分でできるメンテナンスも多い点もポイントです。

塗り壁の汚れは消しゴムで落としたり、部分的なキズや汚れは、同じ塗料で上塗りすることで簡単に補修することも可能です。自分でメンテナンスをするため、より家に対して愛着が増しそうです。

家族が心地よく暮らすために

アレルギーやシックハウス症候群などの症状を完全に抑えることはできませんが、現代の生活において、それらの害を限りなく少なくする目的として、住まいに自然素材を取り入れる選択肢はあります。また、木のぬくもりある住まいは、あたたかく包み込んでくれる心地よさも魅力的です。健康で健やかに暮らせる住まいとして、宮城県仙台市でも自然素材の家を検討してみてはいかがでしょうか。

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