「新しい住まいには、たっぷり収納できる本棚が欲しい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。本好きの方はもちろん、子育てファミリーからも需要のある造作の本棚。本当に役立つホームライブラリーのつくり方を実例を交えてご紹介します。
読書が習慣化する本棚づくりとは?
子供にもっと読書をしてほしい、隙間時間を活用して読書をしたい…など子育てママの願いや読書好きの方の希望など様々な想いがあるでしょう。読書が身近になる本棚づくりについて考えてみましょう。
- 身近な場所に「本の置き場所」をつくる(リビングや階段付近など)
- いつも目に付く場所に本棚をつくる
- 動線を意識してつくる(寝る前に読むなら寝室までの通り道に)
- 目線に合わせ手に取りやすいよう工夫する(子供向けは下、大人向けは上など)
- 家族みんなが読書を楽しめる場所に設ける(親が読書を楽しんでいれば、子供も読書好きになるケースが多いようです)


では、おすすめの設置場所と、その効果をご紹介していきます。
リビング一角に書斎兼ライブラリーを
家族が集まるリビングの近くに、書斎やスタディコーナーを設ければ、読書はもちろん、勉強や仕事など、家族みんなが利用できます。程よくセパレートしてあることもポイントで、わずかでも仕切りがあることでオンオフの切り替えができます。


階段下や階段壁面を有効活用
デッドスペースを生みやすい階段周辺をライブラリースペースとして活用してみましょう。お気に入りの本が見つかったら、階段をベンチ代わりに。不思議と集中力も高まり、子供達は物語の世界に入り込んでしまいそうですね。


2階ホールをファミリーライブラリーに
階段を上がったら所狭しと本が並んでいる…。何だかワクワクしませんか。廊下やホールにデッドスペースが生れそうなら、壁面に本棚を設けてファミリーライブラリーとして活用してみましょう。ホールなら1階からの声が届きやすく、安心感がありますよ。


おわりに/造作本棚のすゝめ
いかがでしたでしょうか。今にも本を読みたくなるような本棚ばかりでしたね。完成後に本棚を買い足そう…と考えているなら、ぜひ家づくりを相談する際に、造作本棚の設置を相談してみましょう。既製品の本棚も大変便利ですが、やはりサイズ感がぴったり合った造作本棚は空間全体に馴染みむため魅力的です。使用目的、用途を考えて、最高のホームライブラリーを完成させてくださいね。