「屋根の形状」メリット・デメリット

外観スタイルを決める際に、デザインを左右するものの一つが「屋根の形状」です。屋根の形は住宅で採用されているものだけでも、たくさんあります。今回は住宅の屋根形状としてよく採用されている4つの屋根をご紹介します。

切妻屋根(三角屋根)

住宅の屋根といわれて思い浮かぶのが「三角屋根」ではないでしょうか。それが切妻屋根(きりづまやね)で、住宅の屋根としては最も主流な屋根です。2方向に勾配を付け三角形を形取り、その三角形の壁を妻壁と呼びます。

切妻屋根のメリット

  • 雨漏りのリスクが少ない
  • シンプルな構造なので、新築時のコストも抑えられる
  • メンテナンスや将来、葺き替えの際もコストを抑えられる
  • 小屋裏のスペースも確保できる
  • 南北方向に勾配をつけると、ソーラーパネルを載せる面積も広くなる

切妻屋根のデメリット

  • 第一種低層住居専用地域などで北側斜線が厳しい地域や前面道路が狭い場合は不利な場合がある

片流れ屋根

一面だけが傾斜した屋根のこと。イメージとしては切妻屋根を半分にカットしたような形状で狭小地の都市型住宅などで多くみられるスタイルです。比較的、洋風デザインの住宅に取り入れられるケースが多いようです。

片流れ屋根のメリット

  • 構造がシンプルなのでコストを抑えることができる
  • 屋根裏スペースを確保しやすい
  • 高い位置の窓(ハイサイドライト)などが設置しやすい
  • 南向きにソーラーパネルを設置することができれば、発電効率が高くなる

片流れ屋根のデメリット

  • 雨どいのプランや外壁など雨の対策には配慮が必要

寄棟屋根

四つの方向に流れる屋根面を持つ、棟(ふたつの屋根面が交わるところ)のあるスタイルで、どの角度から見てもバランスの良い屋根です。重量感のあるデザインなので、外観デザインを落ち着いた雰囲気にしたい時にもおすすめです。

寄棟屋根のメリット

  • 耐久性や耐風性に優れている
  • 軒先を長くすることで、風、雨、雪などを均等に分散してくれる
  • 四方向、日射しなどから、ある程度保護できる

寄棟屋根のデメリット

  • 棟部分が複雑なので、初期費用やメンテナンス費用がかかる場合もある
  • 屋根裏のスペースが小さくなりやすい
  • 屋根面の大きさにもよるがソーラーパネルが設置しにくい場合も

陸屋根(ろくやね 又は、りくやね)

屋上を設けることもできる水平な屋根でフラットルーフとも呼ばれています。モダンでスタイリッシュな外観スタイルが叶い、年々人気が高くなっているようです。豪雪地方では落雪による事故防止の観点から、陸屋根の家もよく見られます。

陸屋根のメリット

  • ルーフバルコニーを活用できる
  • 屋上のスペースを有効に使える
  • 屋上緑化を取り入れられる

陸屋根のデメリット

  • 水がたまって雨漏りを起こしやすくなるので防水工事をしっかりする必要がある
  • 太陽光発電には不向き

まとめ

いかがでしたでしょうか?基本的には、複雑な屋根形状よりは、シンプルな形状がコストを抑えたり、耐久性が高かったり、雨漏りのリスクは低いなどメリットが多いようです。屋根のプランニング時に参考にしてみてくださいね。

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