子どもが帰宅してからの1時間を活かす動線づくり

宿題や習い事、部活動…。最近の小・中学生は大忙しです。自分で時間の管理がうまくできない小学低学年の親御さんは、「早く!」「〇〇はやったの?」という言葉がつい口癖になっていませんか?宮城県仙台市でもそんな子育ての悩みをお聞きします。でも、家づくりをきっかけに「楽になった」という声もあるんですよ。せっかく家づくりをするなら「子育てしやすい」「子供が自立できる」家をめざしませんか?これから子育てする方も、子育て真っ只中の方もぜひ参考にしてみてください。

時間活用の勝負は、「帰宅後の1時間」

学校から帰ってきても子供たちは結構忙しいんです。習い事まで時間がない、遊びに行く前に明日の準備も終わらせて欲しい、学童から帰宅して夕飯まで時間があまりない…といったケースって多いと思いますが、そこをダラダラ過ごすか、やるべき事をパパっと済ませて自分の時間に使うかによって、生活の充実度は大きく変わります。一日中学校で頑張ったから一休みしたいところですが、脳がオン状態になっている時間に、もうひと踏ん張りできる「子供動線」を考えてみてはいかがでしょうか。

動線づくりのコツは、帰宅してからの「やること」を徹底分析すること!

子供達が帰宅してからやらなくてはいけないことを、まずはリスト化してみましょう。学校やお子さんによって状況は変わると思いますが、例をあげると、このような感じになります。

  • 靴を揃える、上着を脱ぐ
  • 手洗い・うがいをする
  • ランドセルを置く
  • 手紙を出す、連絡帳を確認する
  • 宿題、音読、自主勉強をする
  • 習い事課題や通信教材のをやる(例:ピアノやそろばん、塾の宿題)
  • 明日の時間割を見て揃える。鉛筆を削る
  • 箸セットを洗ってしまう(またはお弁当箱を出す)
  • おやつを食べる

細かく分類してみると、結構やることって多いんです。これらを考えて、なるべく動線が短く、スムーズにいくように考えてみましょう。

子供が自発的に動く「動線づくり」のポイント

玄関付近で前半戦を終了させよう

宮城県・パルコホーム宮城実例

帰宅して玄関の周りで色々済ませられると、親も子も楽です。玄関横にウォークスルークローゼットを設置して、上着を脱いだり、荷物を置いたり、その近くに洗面台があると、手洗い・うがいがスムーズにでき、帰宅してから最初に必ずやることを短時間で済ませられます。

リビングやキッチン付近に「キッズスペース」を

宮城県・パルコホーム宮城実例

続いて後半戦です。2階の自分の部屋にランドセルを置きにいくと、時間がかかり、その間に色々な誘惑もあります。すぐに次の工程に進めるなら、リビングやキッチン付近に子供専用のスタディコーナー「キッズスペース」があると便利です。箸セットを出したり、おやつを食べるのも、キッチンの近くならスムーズですね。

ランドセル置き場と収納もセットで!

リビング学習を取り入れている家庭が増えていますが、リビングに机やカウンターを設置したら、ランドセル置場や収納棚も十分に設けてあげましょう。教科書、文房具、鉛筆削りなどをまとめておくと明日の準備までスムーズに進みます。その場に、学校からのお便りを出す定位置「家族間のポスト」を設けると「お便りは、出したの?」という小言がなくなりますよ。

「キッズスペース」にあると便利な設備仕様

たっぷり本棚で、学びが楽しくなる仕掛けづくりを

図鑑や辞典、地図帳、絵本などを並べて置ける本棚は勉強する場所の近くにあるのが理想です。宿題や自主学習をする際にも「調べる→まとめる→しまう」という動線が短いと学習もスムーズで、勉強が楽しくなります。また、学ぶ時間を有意義にするためにも、キッズスペースや本棚コーナーは「テレビが見えない角度」にすることもおすすめです。

大活躍!「ホワイトボードウォール」でToDo管理

書いて消せる、マグネットを使える「ホワイトボード」は子育てライフの必須アイテム。キッズスペース付近の壁の一部を「ホワイトボードウォール」にしても、活用の幅は広がります。例えば、幼少期は、思いっきりお絵かきしたり、作品を貼ったり。学童期は、予定表や重要なプリント類を掲示したり、目標を書いてもOK。毎日やらなくてはいけない「ToDoリスト」を両面マグネットの表側に書いて並べ、終わったらひっくり返すのもおすすめ。自主性が芽生えて「自らやる子」に成長し、子供の忘れ物や、ママのイライラも減っていきそうですね。

大きなホワイトボードを設置したり、壁一面をホワイトボードウォールにするのもおすすめ。新築時に設置しておけば、遊びから学びまで、年代問わず、ずっと活躍すること間違いなしです!

机の上にタブレットの定位置・充電コーナーを

タブレットを利用した通信教材やオンラインでの学習、タブレット学習を取り入れている学校も増えています。そのため「充電コーナー」が机の上にあると大変便利です。机の上にコンセントと、タブレットを置けるニッチがあると邪魔にならずに充電できます。用途に応じて活躍する「USBポート付きのコンセント」など、便利な商品も各メーカーから登場しています。使用後に子供が充電コーナーに戻していれば「いざ勉強しようと思ったら、充電が切れていた」という時間のロスもなくなりそうですね。

まとめ

小さな日々の積み重ねは、やがて大きな差となります。時間を有効に活用し、子供が学習や趣味を存分に楽しめるような家づくりを宮城県・仙台市でも考えてみてはいかがでしょうか。もちろん、子供が巣立った後も、趣味や読書を楽しむスペースとしても活用できます。子育てがひと段落したら、夫婦で新たな学びをはじめよう…そんな意欲も湧いてワクワクしそうですね。

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