生活する中で、照明のオンオフは欠かせない行為です。毎日繰り返されることなのに「ちょっと面倒」だったとしたら…そのストレスは意外と蓄積するものです。
今回は、「電気スイッチ」に特化して、快適な生活を送るために設置したいスイッチの「種類」「位置」などを考えていきたいと思います。
電気スイッチの失敗談
まずは、電気スイッチで不便を感じる、よくあるエピソードをあげてみたいと思います。
- 夜に帰宅すると玄関照明がオフのまま。足元が真っ暗で開錠も大変!
- リビングとダイニングの照明スイッチが遠い。一気に消灯できないのが不便
- ベッドで読書の後に消灯したいけど、寝室入口まで消しにいくのが億劫
- 子供部屋の電気がつけっぱなし。部屋の中まで消しにいかないといけない…
- 長い廊下なのに、スイッチが一つだから消灯が面倒
等々、あげてみると意外と出てくると思います。
失敗しないためにまずはオンオフの種類を知る
では、失敗しない照明スイッチ選びはどうしたらよいのでしょうか?まずは、「オン・オフ」について大きく分類して3つのタイプがあることを知っておきましょう。
- 手動でオン・オフをするスイッチ
- センサーによりオン・オフとなるスイッチ
- タイマーによりオン・オフとなるスイッチ
使い勝手から選ぶ「電気スイッチ」
ワイドスイッチ
従来のスイッチよりもサイズが大きく、このタイプのスイッチの採用は増えていると思います。オンオフの操作も大変しやすいです。
室内全般や、トイレ・浴室など、常時オンオフをする場所に適しています。
人感センサー付きスイッチ
人の動きを察知して、オンオフを行ってくれます。街灯や暗い廊下などの照明に便利です。
人感センサー付照明を玄関や駐車場に採用する方も多く、防犯面にも役立ちます。廊下やトイレ等に採用すれば、深夜トイレに起きた時なども安心感がありますね。
タイマースイッチ
2時間・4時間など、一定時間が過ぎるとオフになるスイッチです。照明はもちろん、換気扇などにも採用されます。
調光スイッチ
スイッチにダイヤルまたはスライド式のダイヤルがついていて、明るさの調節や、電球色、昼白色、昼光色を切り替えられるものも。
寝室やリビングなど、生活シーンで明るさを変えたい空間で重宝します。
リモコン付きスイッチ
室内照明のオンオフはもちろん、調光なども遠隔操作できるリモコン付きのスイッチ。スマホと連動して、スマホで操作できるものも。
寝室では枕元で操作できるのでおすすめです。また広いリビングなどでも活躍します。
3路スイッチ(階段スイッチ)
階段の下と上で連動し、オンオフができるスイッチを「三路スイッチ」と呼びます。
階段はもちろん、ロフトや小屋裏収納などにもあったら便利だなと思いました。下に降りてきてから「消し忘れた」と思っても再度あがるのは意外と面倒なものです。
電気スイッチの念入りな打ち合わせを
たかが「電気スイッチ」ですが、その後の生活の快適さを左右するもののひとつだと思っています。注文住宅であれば、自分達の価値観から考える「使い勝手」で計画することができるので、電気スイッチの種類や位置を手抜かりなく検討しましょう。
次のようなポイントを抑えて検討することをおすすめします。
- 家族全員の生活動線をしっかりイメージする
- 誰もが動作しやすい位置にする
- 夜帰宅した際や、夜間の動きも要チェック
- リモコンやセンサーが必要と感じる場所は妥協しない方がよい
- 趣味や過ごし方を考えて光の種類を考える
- スイッチの「高さ」も使いやすい高さに!
照明は毎日見て、触れて、使うものです。種類、場所などを検討しつつ、余裕があれば「好みのデザイン」を選んでみるもの楽しいと思います。より生活が豊かになりそうですね。
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