
宮城県全体の着工件数(注文住宅+分譲住宅)が発表され、2023年の約6900棟に対して、2024年は約5900棟と、約15%減少という結果となった。
しかし、注文住宅のメーカーごとの棟数ランキングの顔ぶれは上位1~3位は2023年と変わらず、棟数も上位9社は昨対比100%超と好調を維持。4~10位も入れ替わりは1社のみで、2023年度9位からランク外となったタマホームも11位と安定傾向にある。

2023年との変化は?
前回記事(宮城県の着工棟数は9年前より半減。メーカー各社の動向は?)で紹介したアイ工務店(参考:2023年は15位)は、上半期の好調をキープして昨対比194%、年間着工棟数でもTOP10入りを果たした。既存の名取、寺岡ポルク、長町、利府展示場に加えて、5つ目となる仙台港エコノハ展示場が2025年3月にオープンし、さらに注目度が高まっている。
昨対比80.2%、10位と順位を落としたパルコホーム宮城は、変革の年という背景があり、岩手県でパルコホームを展開する(株)日盛ハウジングと2025年3月に合併。新会社「(株)パルコホーム」が誕生し、宮城県、岩手県、青森県の3県17支店が一体となり新たな展開が期待される。
これからのハウスメーカー選び。注意点は?
上位には昨年と同じような顔ぶれが並ぶ中、宮城県全体をみると着工棟数が低下しており、赤字傾向のハウスメーカーも増えてきていることは否めない。依頼する会社を選ぶ際には、これまで以上に正確な情報を入手して、正しい知見で判断する力が必要になる。
ハウスメーカー選びは「建てる窓口」へ
建てる窓口では、各ハウスメーカーの経営状況も調査し、赤字傾向にないか、依頼するにあたってリスクはないか、豊富なデータを元にアドバイスいたします。
「この会社は大丈夫?」という相談だけでもOK。「安心できるハウスメーカーで家を建てたい」方は、まずはお気軽に、建てる窓口にご相談ください。