おうち時間が増えたことにより、これまでの暮らし方にも変化が見られるようになった昨今。休日は家族みんなでキッチンを囲み、料理を楽しむ機会も増えているようです。
住まいの居心地の良さにも繋がる、暮らしの中心的な存在になりつつあるキッチン。どんなタイプが自分や家族に合うのか？ここで一緒に考えてみましょう。
我が家にふさわしいキッチンとは？
せっかく注文住宅を建てるなら、トレンドだから…と何となくで決めるのでなく、ご家族にしっくりと馴染むキッチン空間をつくりたいものですよね。キッチン空間と言えば大きく分けて「独立タイプ」と「オープンタイプ」があります。どちらのタイプが自分に適しているか確認をしてみましょう。
【独立タイプが適している人】
- 調理中に出るニオイや煙を最小限の空間で抑えたい
- 落ち着いて料理がしたい
- 生活感のでるゴチャゴチャしたものは隠したい
- 食事スペースとくつろぎスペースを完全に分けたい
【オープンタイプが適している人】
- 料理中もリビングに居る家族と一緒に会話を楽しみたい
- 片付けは得意！見せる収納を取り入れたい
- 子どもの様子を見ながら家事もこなしたい
- 食事の配膳をスムーズにしたい
生活感を抑えて家の中をすっきり見せたい人や、他人にキッチンを見られたくない人には独立タイプがおすすめですし、友人や家族を招いてホームパーティーを楽しみたい人、子どもが小さいご家庭はオープンタイプが使い勝手が良いのでおすすめです。何を重要視するか、暮らしに求めているものをここでしっかりと明確にしておきましょう。
好みのキッチン形状を知ろう
間取りタイプとは別に、キッチンにはいろいろな形があります。間取りで悩んでいる方は、好みのカタチを探してみましょう。自分に適したキッチンへのヒントにも繋がります。
Ⅰ型
コンロとシンクが1列に並んでいるＩ型キッチン。造作カウンターを設けてコの字型に仕上げれば広々とした作業スペースを確保することもできます。
Ⅱ型
コンロとシンクが2列に分かれて配置されたⅡ型キッチン。カウンターの高さを好みによって変えることができるので、使い勝手を追求できます。
Ｌ型
アルファベット文字の「Ｌ」の形状になるL型キッチン。広々とした作業スペースを確保できるので２人以上で料理を楽しむご家庭におすすめです。
アイランド型
島（アイランド）のように独立させたアイランドキッチン。リビングダイニングと一体感のある空間をつくり、料理をしながら家族と会話をしたり、子どもの様子を見守りながら家事ができます。
ペニンシュラ型
四方が壁に接していない形のアイランドキッチンに対して、片面を壁に設置したペニンシュラキッチン。広い空間を要するアイランドキッチンに比べ、限られたスペースの中でもオープンな創りを実現し開放的な空間を演出してくれます。
キッチンに立つ人の行動をイメージしよう
見た目だけで決まてしまうと住んでから後悔することも多いようです。キッチンを使う人数にもよって必要なスペースが変わってきますし、身長差があったら家族の身長を考慮した高さを検討することもあるでしょう。ご家族のライフスタイルを考慮し、我が家にはどんなキッチンが合うのか是非今回ご紹介した内容を参考に検討してみてくださいね。
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