近年はキャリアアップのために転職する方が増えているので、ライフプランを考えた時に転職と住宅購入時期が同時期になるということもあるのではないでしょうか。しかし、住宅ローンを利用するには一定の勤続年数を必要とする金融機関もあるようです。
今回は転職したばかりでもローンは組めるのか、そして申し込む際の注意点を解説します。宮城県仙台市で住宅購入を検討されている転職希望の方、必見です。
転職したばかりでも住宅ローンは申し込める?
住宅ローンの申し込み要件には、勤続年数について半年や1年、2年以上などと明記されていますので、それぞれの金融機関の要件を満たせば申し込むことができます。また、申込書に転職歴を記入する場合もあります。この場合は、会社員としての勤続年数や再就職までのブランクなども審査の対象になります。
転職したばかりでも、申込要件を満たしている金融機関であれば申し込みは可能です。転職と同時期に住宅ローンの申し込みを検討している場合は、金融機関の申込条件をしっかりと確認することが大切です。
勤続年数は審査に影響する
多くの金融機関で、住宅ローンの申し込みには勤続年数を明記することが求められますので、勤続年数が審査に与える影響は大きいと言えます。ですから転職したばかりのタイミングは、審査の際に不利になる可能性があります。
住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なり、その詳細は公表されていません。勤続年数も審査項目のひとつですが、多くの金融機関では80歳未満で完済できるかどうかが大きな基準となっていますので、転職したばかりだからといって住宅ローンが利用できなくなるわけではありません。金融機関の中には、申込みの際に職歴書を合わせて提出し、会社員としての合計勤続年数と転職の際のブランクを確認するところもあります。
申し込む前に金融機関に問い合わせ、申込要件の詳細や提出する書類について詳しく確認すると良いでしょう。
申し込みは転職前でなく、転職後に
一般的に住宅ローンを申し込むタイミングは転職後が良いとされています。転職して年収が上がる予定だとしても、申し込む時点で所属している会社での年収で審査されてしまいます。また、住宅ローンを申し込んでいる最中に転職した場合は、勤務先や年収などが変わるため審査し直すことになります。
住宅ローンの申し込みと転職が同時期になりそうな場合は、転職が済んでから申込みをした方が安心です。事前にハウスメーカーに相談してみるといいでしょう。
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転職した直後に住宅ローンを申し込む際の注意点
住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なり、申込む際に提出する書類もそれぞれ異なります。
申込時に年収見込証明書を提出する場合は、年収についてはその証明書を参考に審査するところも多いようです。
年収見込証明書ではなく、給与明細書のみ提出する場合は確認される収入額が少なくならないよう、給与の満額が記載された明細書を提出すると良いでしょう。転職直後は給与が満額支給されない可能性があります。ですから、転職直後に住宅ローンを申し込む場合は、給与を満額受け取れるようになったタイミングで申し込むと良いでしょう。
住宅ローン返済中に転職する場合の注意点
住宅ローンを返済中に転職した場合は、速やかに借入先の金融機関へ届け出ましょう。多くの金融機関では住宅ローンの契約約款に、届出事項に変更があった場合は手続きをするよう明記されています。
また、転職したことで収入が減少して返済が難しくなる場合は、返済方法などを相談しましょう。無断で返済を遅らせることだけは絶対にしてはいけません。返済条件・期間を変更できないか、まずは相談しましょう。
まとめ
転職した直後でも、金融機関の要件を満たせば住宅ローンを申し込むことは可能です。
しかし、勤続年数が短いことが審査で不利になる場合もありますので、事前に申込要件や提出書類などをしっかりと確認することが大切です。
転職したばかりだからといってあきらめる必要はありません。まずは、申込要件を満たすことができる金融機関に相談しましょう。
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