家を建てる時、室内のことが気になりがちですが、建ててみると外観からの見栄えも気になるもの。実際に注文住宅を建てた方がイメージと違ってしまった…と後悔した外観ポイントをご紹介。別の選択をすればよかったという外壁を選ぶためのポイントもお伝えしていきます。
気を付けたい!外壁選び失敗談
外観のことは後回しに…
家を建てることが決まってから、室内へのこだわりは強かったという女性のAさん。キッチンや水回りなどは自分が普段使う時間が多いことからも調べて妥協せずに打合せを重ねたそうです。
しかし、外観のこととなると、参考のパースと色見本を見て夫と決定。「スタイリッシュな雰囲気で」という抽象的なイメージで施工メーカーに伝えていたのも原因だったと後から思ったそうです。
色見本ではいいなと思っていても、外観全体ともなるとかなり広い面積で使うことになるため、きちんとイメージを持ち、あらかじ工務店やハウスメーカーへ伝えるといいでしょう。
周りとの調和を考えていなかった
普段から個性的なデザインや色が好きなBさん。外観の色味も他では見かけない、自分の好きな色にしたかったそうです。
しかし、実際に外壁の工程が進むにつれて、しっくり来ていないことを自分でも自覚するほどに。ベランダや窓などの付帯物との相性だけでなく、近隣の家ともあまりに雰囲気がかけ離れていると、自分の家だけが浮いた感じになってしまいます。途中の段階で夫に話をしてみると、「目立ちすぎるのは避けたほうがいいという僕の意見は聞いてくれなかった。」とのこと。
こだわりを大切にすることと、長年使い続けることのバランスを夫婦で相談することの大切さがわかります。
メンテナンスのことを考えていなかった
内装に費用をかけたため、外装の予算が多く取れなかったCさん。安いサイディングでお願いし、完成直後はよかったのです。
しかし、5年に1回のペースで塗りなおしの必要があるとのこと。これがわかったのは、外壁の工程が進んでからのことでした。多くの人は何十年と長く住み続けることを想定しているでしょう。施工費用としては、割安なものを選んだかもしれませんが、メンテナンスコストも含めて考えておくことで、想定内の出費で済みそうです。
外壁で後悔しないために
いずれのケースにおいても、先々のイメージをきちんと持っていないと誰にでも起こりえる悲しい結末です。宮城県仙台市でもご相談でお話に上がるケースがあります。施工の途中やいったん完了した後に、改めて塗りなおしてもらうということも可能ですが、外観だけとはいえ2度目の出費はできれば避けたいものです。
事前に必要な情報を上手に集めることで、家族間でも共有して内観も外観も満足のいく仕上がりになるといいですね。
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