家族みんなの荷物をまとめて収納できるファミリークローゼット。新築を考えている子育て世代を中心に人気を博している設備のひとつです。具体的にどのようなものなのか、ファミリークローゼットの特徴やメリットデメリットについてご紹介していきます。
ファミリークローゼットとは?
ファミリークローゼットとは別名「ファミリークローク」とも呼ばれており、主に玄関や洗面室と言った共有スペースからアクセスができる、家族みんなの物をひとまとめに収納できるクローゼットのことを言います。
ファミリークローゼットにするメリットは?
最近では、雑誌やSNSでファミリークローゼットを採用した素敵な住まいをよくみかけますよね。なぜ人気なのか?メリットをご紹介します。
動線を短縮できる
洗面室の近くにファミリークローゼットを設けると、洗濯から収納まで短い動線で済むため、移動距離が少なくて時間短縮になります。洗濯→干す→畳む→しまうの一連の動作を一カ所で完結できたら便利ですよね。
また、玄関からファミリークローゼットにつながる間取りは、帰宅後はそのまま着替えてリビングへと直行できるスムーズな動線が実現します。ウイルスや花粉等を部屋に持ち込まずに済むのも嬉しいポイントです。
片付けがとくかくラク!
洗濯後、家族それぞれの衣類を個々の部屋に持って行っていくのって結構めんどうだったりしますよね。ファミリークローゼットの場合は、家族の衣類をまとめて一カ所に収納するだけ!手間も省けてとても便利です。余計な移動が減る分、効率の良い時間の使い方ができます。
朝の支度がラク!
外出時の支度をラクにしたい方は、玄関近くのファミリークローゼットがおすすめ。2階の寝室まで上がらなくても身支度を1階で完結することができるため、家の中を行ったり来たりする必要がありません。朝の忙しい時間にバタバタはしたくないので、スムーズに支度ができる環境は非常に助かります。
ファミリークローゼットのデメリットは?
メリットだけではなく、デメリットもやはり存在します。一緒に確認していきましょう。
ある程度のスペースが必要
家族全員分の衣類や荷物を収納しなければならないので、それなりのスペースが必要です。しかし、たくさん収納したいからと大きく造りすぎると、その分リビングなど他のスペースを狭くしてしまうことになります。窮屈な生活をしないためにも、家全体のバランスを考慮しながらファミリークローゼットの大きさを決めていきましょう。
お年頃の子どもは嫌がることも
小さいうちは問題なかった家族共有スペースも、思春期を迎えた娘さんは、同じ空間で着替えるのを嫌がるかもしれません。鍵付きを検討したり、別な場所で着替えができるスペースを設ける等、配慮した工夫が必要になるでしょう。
まとめ
今回はファミリークローゼットのメリットデメリットについてご紹介しました。家族の人数やライフスタイルによっても使い方は家庭それぞれ違うものです。家事動線を短縮したいのか、身支度をラクにしたいのか…どんな目的でファミリークローゼットを設置するのか。目的をしっかりと明確し、暮らしやすい住まいづくりを実現させましょう。
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