スモリ工業「須森社長の生き様から紐解く」

一代で築き上げた建築会社「スモリ工業」の歴史

ゾウさんのマークでお馴染みの「スモリの家」とは、一体どんな家を建てるハウスメーカーなのか…。ここを紐解くためには、社長・須森明氏の生い立ちを語らずには始まらないだろう。

スモリ工業株式会社 代表取締役 須森 明 社長

「未熟さ」から学び、努力した結晶が原点に

「自分がここまで出来たのは、未熟だったからこそ。すべてのスタートは未熟さにある」と振り返る須森社長。父を早くに亡くし、12歳の頃から働くことが必要な環境にあり、昼は学校、夜は海苔の養殖や土木、左官などで家計を支えていた。その頃、近所で家の建築現場を見て「苦労している母に家を建ててあげたい」と昭和45年に自ら左官業をスタートさせ5年後に「スモリ工業」を設立し、住宅建築事業をスタート。下請け時代を経て、本格的な注文住宅を展開がはじまった。

「実践力」それだけは負けない自負がある

住宅建築事業に際し、何よりも大切にしたことは「実践」だった。人が住まう上で「安全」だと実証でき、自分が納得した素材でばければ決して取り入れることはなかった。例えば「ヒバは本当に健康に害がないのか」「ウレタンは本当に断熱材に適しているか」。もし、少しでも疑問が湧けば、分解をしたり、自分の口に入れるなど、納得するまで実験・実践を繰り返した。「未熟」と感じる部分を常に探り、より良いものを追求する姿勢は何年たっても変わらない。「実践しているだけに誰にも負けない」という自負は、ゆるぎない信用へと変化し、安心して暮らせる家づくりと真摯に向き合い続ける。今でも社長自らが現場へ赴き、来場者の前で実験を披露することも多々あるそうだ。そんな熱意と行動力が、現在の「スモリ工業」を創り上げてきた。

今も社長自らがお客様の前に立ち、実践を披露

宮城で家を作り続けるのは地元への恩返しがしたいから

住宅建築事業を展開する上で、「お客様」と「職人さん」、そして「地元への恩返し」を大切にしている。 創業より45年の今なお、施工範囲は「宮城県内のみ」に限定する。それは、自分自身が生まれ育った場所に恩返しをしたい・守りたいという強い思いがあるからだ。さらに構造材は岩手の町工場に依頼。地元の山林を支え、東北地方の活性化の一翼を担うため。これも、こだわりのひとつだ。

「家とは、働く職人たちの結晶である」

また、25年以上、職人さんや社員など働く人を見守り、育成することも本気で取り組んできた。時にはぶつかり、本気で向き合いながら働きやすい環境づくりを整えている。「家は働く職人たちの汗の結晶」という感謝の思いを体現化すべく、毎年、職人大会を開き労わるのが恒例で、謝礼も一人一人、感謝を込めて手渡しをする。さらに職人たちが家を建てる際は住宅ローンの保証人にもなるそうだ。

須森社長がこだわる「お客様への想い」

泉ハウジングパーク寺岡「POLUKU」住宅展示場

お客様の大切な財産を自らの命を懸けて守る

お客様が大きな覚悟を持って建てるマイホーム。35年ローンを組み、家族のために一生懸命働いて、支払う35年のローン。命がけで建てる家だからこそ、社長自らも命がけでお客様の家を守り続けると決めている。

家づくりの提案方法として禁止事項も設けている。例えば、白黒図面だけで伝えることや、文字と記号だけで伝えること、言葉だけで伝えることも禁止だ。社員だけが自己満足することなく、家づくり初心者のお客様に伝わりやすい絵や表現を丁寧に選ぶよう徹底している。また、お客様とのやりとりの中でも、絶対に他社批判をしない。実践して確かなものを採用しているため、比較をする必要がないからだ。

末永く快適に住まえる家を目指して

スモリの家のキーワードは「健康」「頑丈」「快適」。末永く快適に住み続けられる家を提供するために、日々開発に奮闘している。例えば、傾斜地や地盤が悪いところにも対応できる土台がない新基礎の開発。リフォームや一部だけ補修したいときにも簡単に対応できる接着しないタイプの床材。手を離すとゆっくりと自動的に閉まるドアなど、今の快適さと将来を見据えた利便性の双方を追求する。

いつまでも快適・健康に暮らしていただきたいからこそ、アフターフォローも徹底している。完成後3~6か月後に、お掃除部隊がお宅訪問し、新生活のお手伝いを実施。ご要望があれば定期的に訪問をする。さらに台風などの災害時には社長自らが会社に寝泊まりして、大切なお客様邸に何かあった時のために24時間対応できるように指揮をとる。

こうしたすべての行動は「お客様・現場で働く人たちは必ず守ってみせる」という思いによるもの。単なる家づくりに留まらない、快適な暮らしを生涯寄り添って創り上げてくれるハウスメーカーとして多くの家族に選ばれ、揺るぎない「信用」を確立している。

スモリ工業体験型見学施設のご案内

ハウス・スタジアム

2001年、当時日本初の体験型住宅展示施設。実験や体験施設があるほか、宿泊体験も可能。スモリの家を5感で感じられる。無料でいつでも見学が可能。

所在地:仙台市宮城野区中野一丁目5-9

たのしいおうちづくりの学校

小さなお子様から職人を目指す方まで、誰もが楽しく家づくりを学べる施設。塗り壁やレンガタイル、床板張りなど、実際に家づくりの技術を無償で体験できる。(毎週、水・木曜日が定休日)

所在地:黒川郡大郷町味明字樋場上56(旧味明学校)

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宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ

今回ご紹介させて頂いた内容についてもっと詳しく知りたい方、ぜひ「建てる窓口」へご相談ください。 「建てる窓口」は、宮城県・仙台市など宮城県内全域で家づくりを検討している方向けの無料相談窓口です。宮城県内イオンモール2店舗(新利府南館店、富谷店)でご相談頂けます。お気軽にお問合せください。 詳しくはこちら
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