「建売住宅」適さない人は?別途費用はいくらかかる?

新築のマイホーム購入を検討した際に、迷うのが「建売」か「注文」ではないでしょうか。今回は、「建売住宅」にスポットを当て、意外と知らない販売価格以外にかかる詳細な「費用」も解説いたします。

建売住宅とは

建物と土地がセットになって販売されている住宅の事を指し、デザインや設計プランが概ね決まっているのが特徴です。販売価格も比較的安く、完成済み物件であれば、契約から引き渡しまで1ヶ月程度で入居可能な場合が多いようです。

建売住宅が適さない人と適する人

建売住宅を選ぶ場合、どんな人が適しているのかチェックしておきましょう。

適さない人

・大きな庭が欲しい(コストを抑えるために土地を最小限にしている場合が多いため)
・間取りにこだわりがある(兄弟が多く子ども部屋が3つ欲しい、など)
・2世帯の同居を希望している人(対応物件が少ない)

適する人

・予算を抑えたい人
・立地を優先する人
・入居を急いでいる人

建売住宅の別途費用

販売価格が安く魅力を感じますが、建築会社や不動産の選び方によっては、総額はかさむことになります。例えば、3500万円の建売を購入した場合、別途費用が最大370万円程が必要になり、総額3870万円程になってしまいます。
では、どのような別途費用がかかるのでしょうか?また、この費用は抑えられるのでしょうか?別途費用について、設備系、諸経費、仲介手数料の3種類に分類して説明します。

別途費用①設備系

建設会社や、物件によって別途費用は異なりますが、建築会社ごとの設備にかかる費用の一例になります。

別途費用②諸経費

住宅を購入する場合、手続き費用が発生します。この費用はメーカーを問わず発生します。下記は概算による参考金額となります。

別途費用③仲介手数料

仲介手数料とは、物件の売買契約が成立した際に、不動産会社に支払う成功報酬のこと。不動産売買の仲介を行う不動産会社は、物件情報サイトに物件を掲載したり、チラシを作成したり、新聞に広告を出したりと、売買を成立させるための活動をします。このような「仲介サービス」に対して支払う報酬が、仲介手数料です。
仲介手数料は成功報酬なので、支払いが発生するのは売買契約が成立したときです。仲介手数料の多くは宅地建物取引業法による上限額(下記)がそのまま相場として適用されています。大手不動産会社では手数料の満額を請求することが多く、地元不動産会社では値下げに応じてくれる場合が多いです。(下記は、物件販売価格400万円超の場合の計算式です)

こんな不動産会社は要注意!
仲介手数料0と謳いながら、「銀行手続」や「広告料」など通常の不動産会社では無料のはずのサービスを請求する会社も出てきているので、注意が必要です。例えば、あまりに小規模の会社などに依頼する場合は、下記の比較表のような「保証対応」や「追加請求」の有無を、しっかりチェックしましょう。

建売検討の方も「建てる窓口」へ相談を

「価格が安いから」と建売を購入しようと考えている方は、まずは一度「建売購入に適しているか」「販売価格以外にどのくらい費用がかかるのか」確認してみることをおすすめします。

建てる窓口では、個々のご状況をお伺いしながら「ご計画内容やご希望が建売購入に適しているかどうか」「別途費用がいくらくらい必要か」も考慮し、最適なご提案させて頂きます。お客様にぴったり合ったマイホーム購入実現のお手伝いをいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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