太陽光発電システムはお得?売電価格が下がった今を検証

クリーンエネルギーでお財布にも優しい印象の太陽光発電システム。ソーラーシステムとも呼ばれていますね。家を建てるタイミングで自宅の電力を賄いたいと思っている人も多いのではないでしょうか?今回は、太陽光発電システムと蓄電池をセットにしながらメリットとデメリットを考えます。宮城県・仙台市でも検討されている方、ぜひ最後までお付き合いください。

太陽光発電システムのメリット

電気代削減。売電で収入にも!

一番に思い浮かぶメリットはこれではないでしょうか?電力会社から購入する電気を自宅で発電して使うことができるので、電気代が抑えることができます。コロナの影響などで在宅の時間が増え電気代が高くなりがちですが、このシステムがあれば日々の電気代UPを解消する手段の一つにもなるでしょう。

ただ設置したとしても電気料金が無料になるわけではありません。発電しない夜の時間帯は電力会社から購入する必要があり、発電しても使い切れない昼の電力を電力会社に売る(売電)ことで電気代を実質無料にすることができるのです。2022年度に開始すると17円/kWh、10年間の買取を国が約束しています。また、「地域活用要件」の制限という条件を満たすことで余剰電力のみ売電することも可能になっています。

設置するシステムの大きさによって、全体の発電量が変わってきますので、掛け合わせて事前にシュミレーションしてみましょう。

停電しても電気が使える

地震、台風といった自然災害が全国的に起こるケースが増えていて怖いですよね。そんな災害時に見舞われ停電になったとしても、太陽光発電システムと蓄電池が備わっていれば発電をすることができます。冷蔵庫の保冷や携帯の充電だけでなく、水洗トイレも使えるようになるのは災害時の安心材料にもなるため、もしもの時の対策としても有効でしょう。

夏涼しく冬は暖かい家に

太陽光パネルの直下の部屋は夏には部屋が涼しくなることがわかっています。なぜなら夏の強い日差しがさえぎられるためです。室温が10 度以上低くなっているという調査もありますが、実際に設置した方によると2~3度は下がるようです。

反対に冬は寒くなのではないかと思われるかもしれませんが、その心配は必要ありありません。パネルがお風呂の蓋のような役割をしているので、室内の暖かい空気を留めておくことができ、冬も暖かく過ごすことができます。

太陽光発電システムのデメリット

設置に向かない家もある

例えば北向き一面の屋根だったり極端に屋根が小さい場合には、希望するほどの発電量が発電できない可能性もあります。また北側の屋根の場合、角度によっては光の反射で近隣とトラブルになるケースもあります。他にも海沿いで塩害があったり、積雪の多い所では発電できる期間が減ってしまうなど気候も考える必要があります。

初期の設置費用が高い

太陽光発電システムは、ここ数年で設置費用が半額ほどに下がってきています。とはいえ、単体で取り付けると平均100万円以上かかるため、初期費用が高いのも事実です。令和3年度において宮城県では、太陽光パネルの設置には4万円/件、蓄電池の設置にも6万円/件の補助金を出していました。住宅ローンの中にはソーラーローンといったものもありますが、返済金額などもよく検討して設置を決めるのが良いでしょう。

メンテナンスの費用がかかる

太陽光発電システムは発電ができるのでランニングコストがかからないと考える方もいますが、実際には発電量の低下や器械の故障がないか点検するため定期点検を推奨しています。また使える電力にするための器械であるパワーコンディショナーは15年前後で交換する必要があります。太陽光発電を20年間設置して定期点検やパワーコンディショナーを交換したりするとなると約30万円のメンテナンス代がかかる計算となります。設置を決めたら事前にメンテナンス費用のことも考えて積み立てをしておきましょう。

参考になりましたか?

いかがでしたでしょうか?売電価格が下がっている太陽光発電システムではありますが、設置コストが下がっていたり、手軽な手堅い投資としての見方ができたりという魅力もまだまだあります。家を建てる際の参考にしてみてくださいね!

宮城でソーラーシステムの提案が得意な会社

セキスイハイム

昼も夜もエネルギーの自給自足を目指すことをテーマに掲げている会社。建てる前から屋根の形状を工夫しながらソーラーパネルの設置面積を増やす提案などを行っていたり、太陽光を受ける時間を増やして安定した発電ができる「フラットルーフ」を取り付けることも可能です。購入検討時期には「電力自由化対応発電費シミュレーション」を、引き渡し後も「太陽光発電見守りサービス」でお客様をサポートしています。

セキスイハイムについてはこちら

積水ハウス

「グリーンファーストゼロ」でエナジーフリーを目指す積水ハウス。家でエネルギー(電気)を作り出すと同時に消費エネルギーを押さえることでエネルギー収支を実質ゼロにすることを掲げています。特に太陽光発電では瓦型のモジュールと呼ばれるパーツを採用することで、個々の家の屋根の形状を気にすることなく最大限生かして設置することが可能です。

積水ハウスについてはこちら

上記で紹介したハウスメーカーは、参考一例となり、標準仕様ではない場合もございます。

宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ

今回ご紹介させて頂いた内容についてもっと詳しく知りたい方、ぜひ「建てる窓口」へご相談ください。
「建てる窓口」は、宮城県・仙台市など宮城県内全域で家づくりを検討している方向けの無料相談窓口です。宮城県内イオンモール2店舗(新利府南館店、富谷店)でご相談頂けます。お気軽にお問合せください。

詳しくはこちら

家づくりの相談をする(来店予約)
建てる窓口/来店予約