目次（本記事の内容）
最近の住宅ローン事情お応え頂きました！
家づくりとセットで考えていかなければいけないのが、住宅ローン。今回は某銀行担当者の方に最近の住宅ローン事情についてお聞きしました！
*以下情報については、取材当時(2020年4月)の状況をもとにインタビュー記事をまとめています。予めご了承ください。
Q.低金利ってよく聞くけど、実際のところどうなの？
A.日本銀行の金融政策により、ほぼ底をついていると言ってもいい程の低金利です。金利は、国の政策や景気状況で上がるのですが、上げずらい状況が続いていると言えます。また、金融機関同士の競争も激化しているため、顧客獲得のために金利競争となっているのも現在の低金利の要因の一つとなっています。
Q.最近、住宅ローンを組まれている方の傾向などあれば教えてください。
A.まず年齢ですが、こちらはかなりバラツキがあります。以前は35～40歳くらいが一般的に多いと言われていましたが、20代の若い方や定年間近の方なども増えてきたように感じます。若い方に関しては、堅実に考える方が増えたような印象があります。家賃を払い続けるのがもったいないと思ったり、早くローンを組んで早く完済したいというお話も聞くようになりました。
お借入れ金額に関しては、一概に言えませんが以前より上がっています。こちらは東日本大震災以降の土地価格上昇が影響していることと、土地購入の方が多いので。
Q.実際、住宅ローンの銀行を選ぶポイントはどこにあるのでしょう？最近はネットバンキングなどもありますが…金利のほかに見た方がいいポイントはありますか？
A.こちらに関しては、色々な観点があります。もちろん金利は大事なポイントです。ただ、実際にローンの契約をするときの手数料・保証料などの初期費用も確認していかなければいけません。また、ネットバンキングとの一番の違いでいくと、対面での対応や地元に店舗があるか、などですね。店舗を構えている銀行の場合ですと、貯金から運用などトータルでのお手伝いが出来るというのもポイントになるかと思います。
ぜひ比較検討するうえで見て頂きたいポイントは、以下のものになります。
【銀行比較ポイント】
・金利
・ローン契約時の保証料、手数料などの別途かかる費用
・給与、公共料金口座などを集結したときのメリット
（銀行によってある特典、ポイント還元など…）
・対面相談や地元である宮城県や仙台市に店舗があるか（希望があれば）
・将来的に運用など、同一銀行で資金相談をしていく可能性があるかどうか
お客様によって、重視されるポイントは違いますが、長期間お付き合いしていくことになりますので、ぜひトータルで比較頂けると良いかと思います。
いかがでしたか？
これを機に、自分に合った条件をぜひ考えてみてくださいね！