住宅ローンの頭金と返済割合の考え方

住宅購入時、費用が多額のため住宅ローンを利用する人も多くいます。宮城県仙台市でも一般的に利用されています。ローンと頭金の割合や、返済していく金額についての考え方について事前に確認していきましょう。

住宅ローンって?

住宅ローンとは、フラット35といった住宅金融支援機構のものだったり、民間金融機関やその他公的機関や勤務先からの借入などがあります。新築住宅を建てる8割の方が利用しています。

頭金とは自己資金のこと

国土交通省の平成30年度の調査によると、購入資金は、土地を購入した注文住宅新築世帯で平均3,971万円でした。うち、土地を購入した注文住宅新築世帯の自己資金比率はで31.2%でしたので、平均1200万円の頭金(自己資金)を用意していることが見えてきます。この数字は、シニア世帯の現金購入や、贈与の分も含まれているとみられます。支払い総額の3~4割を自己資金として用意するのは大変ですよね。

自己資金率の割合で返済金額はどのくらいかわるの?

物件価格を4,000万円、返済期間35年、金利1.36%(固定金利・元利均等返済)で住宅ローンの契約を行った場合にどのくらの差がでるのか、シミュレーションしてみましょう。

自己資本比率が20%(800万円)と30%(1200万円)の場合
月々の支払は1万2000円アップし、トータルで見ると自己資金+返済総額は100万円変わってきます。この差は融資額や金利が大きくなった場合、さらに差額が大きく変わってきます。住宅ローンの金利が低いといわれてはいるものの、自己資金に余裕があればある程度自己資金率を大きくしているほうが返済負担を少なくすることができます。

返済負担率も考えましょう

自己資金率の他にも、返済負担率も考えたほうがいいでしょう。これは、年収に占める住宅ローンの返済金額の割合のことです。フラット35の返済負担率は、年収400万以上であれば35%以下、年収400万未満であれば30%以下となっています。全国平均の返済負担率を見ても、20%ほどになっています。返済負担率をこのくらいに抑えることで日常の生活に負担とならずに返済していくことができるでしょう。

いかがでしたか?

今は上限で支払いが可能だから、もっといい物件にしたい!という気持ちもわかりますが、ローンを払う30~40代の多くは子供の教育費などでも多く費用のかかる時期です。宮城県・仙台市でお住まいを探す際にも仕事が変わったり、家族構成が変わることも十分考えられます。無理のない範囲で住宅ローンを組みましょう。

宮城県・仙台市での家づくりに関する相談は建てる窓口へ

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